個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校 塾長ブログ
2018年10月6日
間違いの指摘は期限付き!?【丹陽、南部、大和、大和南、治郎丸中学区の個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校】
こんばんは、一宮南部丹陽校の安田です。
「ほらここの問題、また計算ミスしてる!方程式の問題は特にそうだけど、移項するときは気をつけようねってこの前も言ったよー!」
「ここの英文、正解の丸ついてるけど単語のスペル違うよー、正しくはこうだから!」
2学期中間試験が間近に迫ってきている状況です、講師の指導にも熱がこもってきているのを声のトーンからビンビンに感じることができます。そして生徒の学習に対してのダメ出し(言い方が悪いでしょうか)も細かいところまで及びます。そりゃそうですね、こんなことをテストで連発されようものなら点数ガタ落ちですから。
きちんと成果を出してもらうためです、まるで掃除が行き届いていないお嫁さんのことをいじめるお姑さんのように、細かいところまでチェックしてしまうのはお許しを。笑
行動の変化のきっかけは「必要かそうでないか」
必要だと感じれば人はすぐに行動できますし、気を付けようとすることができます。このスキルがないと仕事に差し支えるとか、生活が立ち行かなくなるといった状況に陥った社会人が、一念発起してそのスキル獲得に努力するようになるのと同じです。自分の将来・人生・仕事や生活などを真剣に考えるようになれば、何事もそれなりにできるようになると、私はそう考えています。
話を最初の「学習のダメ出し」に戻しますが、そういうことです(どういうこと笑)。必要と感じれば生徒自身が気を付けるようになるでしょう、問題はそれが一体いつになるのか?そうなる時を悠長に待つことができるか?ということです。
まぁお気づきの通り、そんなにすぐには気を付けるようにはならないし、その時をのんびり待つことなんてできないんですけどね。「間違いに敏感になることが一日でも早く必要なことなんだ!」と懇々と話していってもいいんですが、こればかりは自分からの気づきが無ければ意味はありませんし、なるべく早くに成果を出さなければならない私たちの仕事です、時間的余裕はそれほどありません。笑
だからどうしたって出来ていない箇所、気を付けるべき箇所を指摘してしまうのですが、果たしてこれがポジティブな方向に働くかどうか、それが問題です。つまるところ、その問題の私なりの解答が、今日のブログタイトル「間違いの指摘は期限付き」ということです。
「方程式の移項とか、英単語のスペルミスだけど、今月いっぱいは指摘してあげる。だけど来月からは指摘しないようにするからね、自分で気づくんだよ。」と。
指摘をし続けることが正解なのか、はたまた逆か
いっさい指摘しないのも不親切ですし、ずっと指摘し続けるのも生徒本人にとってプラスに働くとは思えないし、割とこの問題は私の中でずっとモヤモヤしてたんですよね。気づいたら即座に何度でも間違いを指摘していた時期もありますし、逆に一切指摘しないようにしていた時期もありました。
どちらが良かったのか悪かったのか、正直今でも結論は出ていません。ですが、やはり塾である以上は間違いの指摘をすること+生徒を自立(自律?)させていくこと、そのどちらもが大事な仕事です。その気持ちに折り合いをつける意味で「間違いの指摘は期限付き」という答えになりました。
「結局、問題を先送りしただけでは?」という意見も当然あるでしょう、私だってそう思います。ですがとりあえずはこのスタンスで、1シーズンか2シーズンほど『通し』でやってみようかなと思います。目に見える形で、成果が出たら嬉しんですけどね。苦笑
やってみようかなと思ったらとりあえずやる
昔から変わらないスタンスで一度やってみることにします。もちろん私一人でやろうと意気込んだところでなんの意味もありません、講師と生徒それぞれに理解・協力してもらいながら経過を見守りたいと思います。
それでは、今日はこのへんで。
また来週です、最後までご覧いただきありがとうございました。
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