個別指導塾 明海ゼミナール 名電各務原駅前校 塾長ブログ

こんにちは。

明海ゼミナール名電各務原駅前校の柏子見です。

今週、各中学校でテスト返却がありましたね。

結果に一喜一憂しつつも、しっかりと勉強の仕方をふり返り、

次のテストに向けて、気持ちを切り替えて勉強しましょう！

さて今回のテスト前、授業をしていて気になったのがズバリ理科なんですよね。

特に中３の運動の部分や、中１の密度・体積・質量の計算です。

学生の皆さん、速さや距離などの”単位”で苦労していませんか？ちょっとした知識でここの単位ミスがグッと減らせますよ！

 単位の「大小」

「8㎞って何ⅿ？」「1000mgは何㎏？」「1㎡は何㎠でしょう？」

さて、まず皆さんが単位で間違いやすいのはここですよね。何倍すればいいんだっけ…となる方も多いハズ。

ここに関しては少しだけ覚えれば大丈夫です！

・ｋ(キロ)→「1000倍」という意味

・ｍ(ミリ)→「1000分の1」という意味

つまりキロとミリには1000×1000で1000000倍の違いがあるんですね。

例えば

8kmなら8×1000＝8000ⅿ

1000mgなら1000÷1000000＝0.001kg　といった具合です。

ちなみにh(ヘクト)は100倍、c(センチ)は100分の1という意味があります。これでha(ヘクタール)やhPa(ヘクトパスカル)、cm(センチメートル)もばっちりですね。

1㎡なら1m×1ⅿ＝100cm×100cm＝10000㎠　ということです！

 公式いらずの単位計算

さて、ここまでＯＫでしょうか？ここまで出来たら次に苦労するのは「速度」や「密度」などです。

速度は「きはじ」「みはじ」なんかを使って解く方も多いでしょうが、これも単位に着目するとすぐに解けてしまいます！

例えば「時速40キロメートル」を単位を用いて書くとどうなるでしょう？

40km/h　や　40km/時　と書きます。

この”km/h”、どんな意味があるのでしょう？

/　(スラッシュ)の記号には、単位で使う場合、「分数の分子と分母の区切り」を表します！

つまりkm/hならkm÷hと同じ意味なんですね。これなら、単位さえ覚えておけば公式いらず！

例えば距離を出したい時は「速さ×時間」で計算しますが、

km/h　×　h　＝　km　つまりh(時間)を約分するわけです。

ちなみに密度の単位はg/㎤と書きますが…つまりそういうことです。

単位に使われる外国語にはちゃんと意味があり、単位は時に本質を表します。

これを覚えておくと、いつか役に立つかも…？

でも、慣れないうちは「きはじ」「みはじ」を使うことも大切です。まずは形から、その後で本質に触れてください。

そこだけは忘れないようにしましょう！

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