個別指導塾 明海ゼミナール 北方真正校 塾長ブログ

みなさん、こんばんは！

北方真正校の藤井です！

明日はついに岐阜の公立高校入試本番です。

受験生たちは入試前最後の授業でした。

みんな！明日は頑張れ！！

そんな日に送る今日のブログは、伝説をつくった中3受験生の話。（※実話です。）

数年前の話、I君はG高校を目指し、中2の終わりから受験勉強を頑張っていました。

春、夏、冬と授業+自習室+家庭学習をものすごく頑張って勉強していたことを覚えています。

そしてぐんぐんと成績を伸ばしてくれました。

しかし、成績はかなり伸びましたが、G高校を突破するのは厳しい状況でした。

志望校を決める面談を設定し、苦しい決断でしたが、正直私は志望校の変更をアドバイスするつもりで臨みました。

私「I君、君の成績はかなり伸びた。すごくこの一年頑張った。ただ、時間が足らなかった。過去の受験データと照らし合わせても、この成績でG高校に合格するのはかなり厳しい。」

I君「・・・はい、わかっています。」

私「第2志望の受験校を検討してみてはどうだ？」

I君「・・・でも先生。僕はどうしてもG高校を受けたいんです。」

私は、I君がなぜそこまでG高校にこだわっているのか、改めて聞いてみました。

そうしたら、今まで秘めていた想いを話してくれました。

彼は中2の頃に病院に入院していた時期があり、その当時は気持ちもかなり沈んでいました。

そこへ、当時のG高校の生徒達が「病院に入院している子供たちを励ます」という活動を行っていて、彼のところにも来てくれたそうです。

そして、G高校の生徒達から元気をもらい、その経験がきっかけでI君もG高校に入って、病院で気持ちが沈んでいる子供たちを元気付けたい！と強く思うようになりました。

それを聞いて私も胸が熱くなりました。

そして、沈黙の後・・・

私「・・I君よ。この成績でG高校に合格した子のデータは無い。もし合格すれば君は伝説になる。そのくらい厳しい受験だ。」

I君「・・・」

私「・・・伝説をつくってこい！」

I君「！・・・は、はい！」

私「やると決めたからには先生たちは最後まで全力でサポートする！一緒に頑張るぞ！」

I君「はい！頑張ります！！」

その後は受験に向け、必死に勉強しました。

そして、入試を終え、合格発表の日を迎えました。

私はG高校の合格発表を見に行きました。

そして運命の瞬間、合格発表・・・

彼の受験番号は・・・

・・・あった！！！！

見事、I君は合格していました！！

そして、その場にいたI君が私のところに来て、

I君「先生、やりました！！僕、伝説をつくりました！！！」

勝利の女神を信じるわけでは無いですが、本当に本気で頑張っている子を神様は見ていてくれているのではないかと感じたエピソードです。

受験前、教室の受験生全員で書いた自分自身に向けた寄せ書きのメッセージの中に、ひと際大きく、

「伝説をつくる！！」

と書いてありました。

2019年、明海ゼミナールの生徒達よ！合格という最高の伝説をつくってきてくれ！！