個別指導塾 明海ゼミナール 鵜沼校 塾長ブログ

岐阜県公立高校の進路希望状況（1月発表時点）が発表されました。（岐阜県教育委員会のHPより）

今年の1月発表時点で昨年の出願状況と比べて、私が思った部分としては以下になります！

【普通科、総合編】

・岐阜高校：1月発表時点の今年(R7)467は、昨年(R6)444、一昨年(R5)479と比べて同程度の数字と言えます。ただし、岐阜北高校も今年は人気のため、人気薄なところへ変えるという選択肢はとれません。実力を見て判断となるでしょう。

・岐阜北高校：1月発表時点の今年(R7)440は、昨年(R6)388、一昨年(R5)442でしたので人気があります。昨年は岐阜高校からの受け皿になっていましたが、定員が40減の320となっていることもあり、かなり厳しい戦い、実力を見て判断となるでしょう。

・加納高校：普通科で1月発表時点の今年(R7)337は、昨年(R6)362、一昨年(R5)421と比べて少なく静かなスタートと言えます。それでも現時点で普通科57名オーバーと相変わらずの人気です。数字は若干増えるかもしれません。

・岐山高校：普通科と理数科を合わせて1月発表時点の今年(R7)331は、昨年(R6)286、一昨年(R5)282と例年と比べて+50程度増えています。昨年は出願時に岐山に変える生徒が多かったですが、今年は初めから志望しているという印象です。現時点ですと、2科合わせて定員320のところ、331名の11名オーバー。今から岐山に変えるという生徒がいるでしょう。

・長良高校：1月発表時点の今年(R7)422は、昨年(R6)434、一昨年(R5)462と若干減気味ではありますが、現時点でも62名オーバーととても人気です。本巣松陽高校がだいぶ割れているので、本巣松陽高校付近の人は変えるかもしれません。

・各務原西高校：1月発表時点の今年(R7)339は、昨年(R6)307、一昨年(R5)328は例年と比べても多く40名定員が減った今年ですと、現時点99名オーバーとトップクラスになっており、かなり厳しい戦いとなります。最終昨年は26オーバー、一昨年は35名オーバーでしたので、このままいくと70名～60名オーバーとなりそうです。本当のギリギリ当日点数を350点と予想していましたが、最低370点は欲しいです。

・各務原高校：1月発表時点の今年(R7)153は、昨年(R6)161、一昨年(R5)164は定員200名ですのでだいぶ割れています。最終昨年は14名ショート、一昨年は9名ショートとなっていて今年も割れるかもしれません。各務原西高校から約50名各務原高校へ受け皿がありますが、50名は動かないと思います。ギリギリで各務原西を志望している人は各務原高校への変わる方が良いかもしれません。出願して数字を見て、変更期間で変えるという手段も考えられます。

・岐阜総合学園：1月発表時点の今年(R7)306は、昨年(R6)359、一昨年(R5)292と昨年より減っています。年によってバラツキが多いイメージがある岐阜総合学園ですが、最終昨年は38名オーバー、一昨年は7名オーバーでしたので、今年はあまり増えずに20～10名オーバーとなりそうです。

【商業、情報編】

・県立岐阜商業：すべての科の合計で1月発表時点の今年(R7)379は、昨年(R6)447、一昨年(R5)382と志望者がかなり少なかった一昨年と同等の数字です。現時点でトータル19名オーバーではあるものの、最終昨年は41名オーバー、一昨年は4名オーバーでしたので、人気のある普通科から県立岐阜商業に変わる生徒がどれだけいるかが注目です。

・市岐商：ビジネス情報とビジネスの合計で1月発表時点の今年(R7)102は、昨年(R6)128、一昨年(R5)145と毎年割れていて例年より少ないもののいつも通りな印象です。2科合わせて最終昨年は16名オーバー、一昨年は12名オーバーとなっています。

・各務野高校：すべての科の合計で1月発表時点の今年(R7)219は、昨年(R6)247、一昨年(R5)264とだんだん減ってきています。3科合計の現時点で21名ショートしており、最終昨年は3名ショート、一昨年は15名オーバーでしたので、今年は割れるかもしれません。

【工業編】

工業系の昨年は、岐阜工業がトータル9名オーバーですが、他はほぼ割れていて、ラッキーな年が続いていました。全体を見ると今年の1月発表時点では数字が増えている傾向にあります。それでもまだ狙い目です。

・岐阜工業高校：すべての科の合計で1月発表時点の今年(R7)317は、昨年(R6)348、一昨年(R5)315と昨年と比べて数字が減っています。4科合計の現時点で3名ショートしており、最終昨年は9名オーバー、一昨年は10名ショートとなっています。

・岐南工業：すべての科の合計で1月発表時点の今年(R7)は212、昨年(R6)188、一昨年(R5)202とトータルで今年定員が40名減の240名ですが、それでも現時点で28名ショートと割れています。自動車工学が人気あり、15オーバーですので、自動車工学へ行きたい生徒はより頑張りましょう。

・関商工：工業系の3科の合計で1月発表時点の今年(R7)153は、昨年(R6)131、一昨年(R5)119と数字が増えています。ですが、工業系3科の合計で現時点では7名ショートとなっています。

【農業編】

・岐阜農林：すべての科の合計で1月発表時点の今年(R7)は309、昨年(R6)309、一昨年(R5)346と昨年と同等と数字となっています。すべての科の合計で現時点29名オーバー、最終昨年は10名オーバー、一昨年は58名オーバーとなっています。毎年動物科の人気が高いのですが、今年は1名オーバーと落ち着いたスタートといえます。

・加茂農林：すべての科の合計で1月発表時点の今年(R7)218は、昨年(R6)236、一昨年(R5)209と昨年よりは減っていますが、人気があると言えます。すべての科の合計で現時点18名オーバー、最終昨年は13名オーバー、一昨年は1名ショートとなっています。

毎年1月発表時点からは出願は大きく変わります。どのように変化するのか注目です。

明海ゼミナールは岐阜全県模試を実施しています。岐阜新聞テストの結果や実力テスト、定期テストの結果などを見て、進路の相談を受け付けています。

中1生の方、中2生の方は今の実力でどこに行けるのか？目指してもいいのか？等ございましたらお問い合わせお願いします。