個別指導塾 明海ゼミナール 陽南本荘校 塾長ブログ
2022年12月10日
「名字」って面白い【陽南中・本荘中・加納中・厚見中・附属中学区の学習塾 明海ゼミナール 陽南本荘校】
こんにちは!明海ゼミナール陽南本荘校の柏子見です。
最近の小悩み
最近、自分の名字「柏子見」を読まれているのか不安になってきました。
この前マイナンバーカードを受け取りに役所へ行ったときにも読んでもらえなかったので…
9/12(月)に投稿した記事では読み仮名をつけてあるので、そちらで確認してみてくださいね。
学生時代、学年が変わってすぐは先生に「15番の子~」なんて出席番号で呼ばれていました。
同じように珍しい・読むのが難しい名前で苦労したことがある方、共感できると思います。ウンウン。
(ちなみに柏子見、名字のランキングではおよそ52000位、全国に30人ほどだそうです。マジですか?)
名字から得られる「学び」
僕は「珍しい名字」でしたが、逆に多い名字といえば…?皆さん何を思い浮かべたでしょうか。
特に多いのは、加藤、佐藤、近藤などなど…そう、「藤」が付く名字ですね。
「なぜ多いんだろう?」と思いませんか? 思いますよね。いや、思ってください。
実はこれ、国語……と見せかけて歴史の勉強に深い関係があるんです。
歴史で「藤」といえば! 伊藤博文や近藤勇など多くの人物がいますが、やはり「藤原氏」でしょう。
小学校でも藤原道長、中学校ではそれに加え藤原頼通、高校以上なら藤原兼家や藤原定子など、歴史や古文で多く登場します。
さて、平安時代に繁栄した藤原氏ですが、あまりにも権力があったので平安京(京都)だけでなく別の地方にもいました。
京では他の藤原氏が繫栄しすぎて役職があまりなく、なら地方に…と考えたのでしょう。
ただ、その全国の藤原氏たち、こうも考えたみたいです。
「全国の藤原氏と被るのはちょっとな・・・」
そして名字を変えよう!と思ったわけです。
例えば
近江(今の滋賀県) → 近藤
加賀(今の石川・新潟あたり) → 加藤
といった具合ですね。地名だけでなく、役職から漢字をとった人達もいたようです。
明治時代になるまで、「名字」は貴族や武士など一部の者しか持たなかった物ですから、それだけ特別なものだったわけです。
今回は藤原氏の内容と絡めてお話しましたが、もし自分の名字の由来が気になったら調べてみると面白いかもしれませんね。
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