個別指導塾 明海ゼミナール 陽南本荘校 塾長ブログ

こんにちは！明海ゼミナール陽南本荘校の柏子見です。

さて、今回の内容ですが…小学校の学習内容です。

小学校で習う内容は中学や高校の基礎・基本となってきますから、これまた大事なワケです。

なので今回はあえて、算数についてです！

……今、「算数なんて小学生の内容だしいいか」と記事を閉じようと思った皆さん！小学生の皆さんだけでなく中高生の皆さんも必見の内容ですよ。

思わぬ計算ミスに足元をすくわれないように、シンプル、だけど奥深い算数の勉強をしてみましょう！

みんな忘れがち「約分」

さて、突然ですが「分数」、お好きですか？

計算の中にあると通分・約分・逆数などなど…考えることが増えてイヤだなあという人も多いのではないでしょうか？

特にみんなの勉強を見てて忘れられがちなのが「約分」です！

あと約分さえすれば正解なのに…と何度も思ってきました。

さて、なぜ約分を忘れてしまうのか、考えてみました。

では例えば、「144と261の公約数は何ですか？」と聞かれると、なかなか分からないですよね。

公約数とは、ある二つ以上の自然数を共通して割り切れる自然数のことです。

20と35の公約数なら「５！」とすぐに出ますが、144と261なら難しいです。

約分を忘れる原因はまさにココで、分数の分母と分子を見てもパッと見で公約数は分からないんですよね。

しかし！２の倍数、３の倍数、５の倍数、６の倍数、９の倍数、１０の倍数、１１の倍数は見分ける裏ワザがあります！

倍数を見分ける裏ワザ

２の倍数・・・偶数であるもの（１の位が2，4，6，8，0）

３の倍数・・・それぞれの位の数を足しても３の倍数になる。

例：852→8+5+2＝15　15は３の倍数なので、852は３の倍数。

５の倍数・・・１の位が５か０

６の倍数・・・３の倍数の内、偶数であるもの。

９の倍数・・・それぞれの位の数を足しても９の倍数になる。

例：441→4+4+1＝9　9は９の倍数なので、441は９の倍数。

１０の倍数・・・１の位が０

１１の倍数・・・それぞれの位を引く→足す→引く→足す…と繰り返すと０か１１の倍数になる。

例：143→1-4+3＝0　0なので143は１１の倍数

924→9-2+4＝11　11は１１の倍数なので、924は１１の倍数

知っているものはありましたか？特に３、９、１１の倍数は知っておくと役に立ちますよ！

【今回のまとめ】

さて、倍数の裏ワザはどうでしたか？

最初にも言いましたが、小学生だけでなく中学生以上でも分数は必ず出てきますし、素因数分解(中１)や平方根(中３)でもこの裏ワザは使えます！僕は通り過ぎる車のナンバーが何の倍数か考える遊びが好きです(笑)

いつになっても約分ミスで点数が下がった時の気持ちは割り切れないですから…

約分のミスを無くして、テストの後悔も無くしましょう！

明海ゼミナールではこのように、小学生指導も行っています！

小学生で習った基礎がそのまま中高生になっても活きますから、大事な学習期間です。

小学生から明海で！一緒に頑張りませんか？

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