個別指導塾 明海学院 犬山校 塾長ブログ

犬山中、城東中、南部中、東部中、扶桑北中の皆さま、またその保護者様
個別指導 明海学院 犬山校　副塾長の前田です

こんにちは！副塾長の前田です！

雨ばっかりで陰鬱な気分になりますね…。
夜に音楽を聞きながら田んぼ道を散歩するのが好きなのですが、最近は全くできていません。

今回は、勉強するときの姿勢についてお話しします。
と言っても、身体の姿勢の話ではありません。

次、負けないために

ある時、生徒が問題を解いて丸付けをして、間違えた問題に再度挑戦をしている際に、私が「もう一回考えてみてどうしてもわからなかったら、次は解説を見ながら自分で考えてみよう」と言いました。
そう言ったのは、彼に解説を読む習慣が無く、解説を読み込んで理解する練習をして欲しいと思ったからでした。

すると彼は「負けたような気がするから解説は読みたくない」と言いました。
自分でわかるまで粘り強く考えたいということですね。

その心意気は素晴らしいです。
しかし、時間は有限です。学ぶ時間には限界があります。
粘り強いと言っても、あまりに多くの時間を使っていては学びが滞ってしまいます。

仮にテストで同じ問題が出たとして、解説を読んでいない分解き方が身に付いていなかったとしたら、今度は本当に負けてしまいます。「負けた気」では済まないのです。

安易な二元論に陥らないこと

しかし、かといって「粘り強く考えること」が良くないことかと言えば、全くもってそうとは言えません。

わからない問題や壁にぶつかった時に、諦めず粘り強く考えることは非常に重要です。
粘り強く考えられるということは、定期テストや入試において難問を前に諦めないということです。
ですから、粘り強く考えることをやめてほしいとは、一切思っていません。

「こちらが良くて、あちらが悪い」というような話ではありません。
安易な二元論によって、良し悪しを決めてしまうのは危険です。
重要なのはバランスだと、私は考えています。

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