個別指導塾 明海学院 犬山校 塾長ブログ
2020年6月23日
相手の視点になれるかどうか【犬山市 犬山中 城東中 南部中 東部中 扶桑北中学区の個別指導塾 明海学院 犬山校】
犬山中、城東中、南部中、東部中、扶桑北中の皆さま、またその保護者様
個別指導 明海学院 犬山校 副塾長の前田です
こんにちは!副塾長の前田です。
先週末は生徒からオススメされたアニメを見て、映画を見て、夜はスタジオを借りて2時間ドラムを叩きました。
だいたい毎週こんなかんじです笑
今回は、最近映画を見ていた中で教育的に素晴らしい作品に出会ったので、それについてお話ししようと思います。
他者の視点をもつということ
作品名は「ワンダー 君は太陽」です。
有名なのかどうか私にはわかりませんが、少なくとも非常に評価の高い作品です。
あらすじについては、あえてお話ししません。
あらすじは作品に対する興味を掻き立てますが、他方で先入観を生み出します。
この作品は、先入観の無い状態で見てほしいのです。
そして私がお話しするのは、物語の本筋ではなく、作品の見せ方についてです。
その見せ方に、教育的価値を感じました。
たとえば、主人公をいじめる人物が登場したとします。
そうすると、作品を視聴する私はそのいじめっ子に対する怒りを感じます。当然ですね。
また、別の場面で主人公の姉が登場します。この姉は「手のかからない自立した姉」であるように物語の中で描かれます。
そうすると、私は主人公の姉の行いに感心します。
私の中のいじめっ子に対する印象は「嫌な奴」、姉に対する印象は「自立している立派な人」となります。
なぜなら、主人公に感情移入しているからです。だから怒りを感じます。
作品を見る私の視点は、もはや主人公の視点と同化しています。
この作品の素晴らしい点は、視聴者の視点が主人公と同化し、感情移入するタイミングで、主人公から他者へ視点が変わる点にあります。
この見せ方は「一方向だけから見て何事かを判断することがいかに危険であるか」を教えてくれます。
相手の視点になれるかどうか
たとえば「いじめっ子」の視点に切り替わると、実は家庭の状況によって精神的に大きな負担を抱えていることが判明します。
それでも許されるわけではありませんが、私の中の印象は「嫌な奴」→「哀れな人」に変わります。
これは大きな変化です。
また「主人公を支える姉」の視点に切り替わると、幼い頃から母親が弟ばかりで自分を見てくれないという苦悩が明らかになります。だからこそ、自分が「手のかからない子」になる必要があったのです。
私の中の印象は「自立している立派な人」→「苦悩の中で努力する人」に変わります。
ある人物について、ひとつの視点だけで正しい判断を下すのがいかに難しいかがわかります。
映画のように相手の全てを知ることはできませんが、それでもできるかぎり相手の境遇を考慮し、想像することの重要性を思い知らされます。
生徒たちと関わるときも同様です。
相手の境遇を想像することができなければ、何を言っても的外れになりかねません。
相手の視点に立つことは、より良い関係性を築くための第一歩にほかならないのです。
中3生のお問い合わせ続々!
現在、特に中学3年生の皆様からお問い合わせをいただいております!
本校では高校入試に特化した入試対策講座を実施しており、多くの皆様に受講していただいております。
コロナウイルスの影響で学習スケジュールが乱れ、夏の前にどう行動してきたかで大きく差がつくものと考えられます。
だからこそ、早めの入試対策を強くおすすめします。自習も含め全力でサポートさせていただきます。
ご検討をされている皆様は、お早めにご連絡をいただければと思います。
残席案内
中3 3名
中2 3名
中1 7名
小6 2名
小5 要相談
小4 3名
小学校低学年 2名
高校生 要相談
分からないこと、勉強に対する小さな悩みごとなどでも大丈夫です。
親身になってお話をさせて頂きますので、ご都合がよろしければお電話をお待ちしております。
明海学院 犬山校 スタッフ一同、心よりお待ちしております。
*****************************************************
犬山中 城東中 扶桑北中 東部中 南部中学区の個別指導塾
明海学院 犬山校
お問い合わせ(校舎直通ダイヤル)
✆0568-68-8899
塾 長/ 藍谷 渉 (アイタニ ワタル)
副塾長/ 前田 歩夢 (マエダ アユム)
受付時間/13:30~21:10(日曜、祝日、毎月29~31日を除く)
住 所/愛知県犬山市大字犬山字専正寺町15-3
******************************************************
カテゴリー: スタッフのオフの話 スタッフの考え・想い
塾長プロフィール
■塾長/前田(マエダ)
愛知県犬山市出身。
学生時代は「人」に対して強い関心をもっていたことから、哲学、心理学、教育心理学、行動分析学、人的資源管理論、組織行動論など「人」と密に関係する学問を広範に学ぶ。
それらの研究から得た知見と大手個別指導塾での指導経験を生かして、犬山校の子どもたちに向き合っている。
指導の信念は、「教える」より「導く」こと。
(正しい答えを教えるより、正しい答えへ導く)
(正しい勉強法を教えるより、正しい勉強法へ導く)
趣味…映画、読書、アニメ、ゲーム、ファッション(生徒たちとかなり話が合います、合わせます)
特技…ドラム(ドラム講師の経験あり)
■犬山校/大島
岐阜県恵那市出身。
介護・福祉業界での運動指導や栄養指導を通して、学生時代から抱いていた教育に関心が高まり、地元に密着した学習塾に従事することを決意。
教育への想いとしては、ただ覚えるだけではなく自分で考えて、答えを導き出したときの充実感や楽しさを知ってほしいと考え、考えさせることの大切さを授業を通して指導している。
得意科目/理科、社会(特に生物学と日本史)
趣味/ドライブ、テニス、料理→主に魚料理が得意で、1匹買って自分で捌くこともある。