個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校 塾長ブログ
2018年7月6日
大成高校 塾向け説明会2018【丹陽、南部、大和、大和南、治郎丸中学区の個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校】
こんばんは、一宮南部丹陽校の安田です。
珍しく土曜日ではなく金曜日のブログ更新です、というのも今日は大成中学・大成高校の塾向け説明会に参加してきたのです。説明会で聞いてきた内容について自分なりのレポート、というか内容の整理がてら、ブログを更新させていただきたいと思います。
開催場所はいつもと変わらない、名鉄グランドホテルの大広間です。毎年参加させていただいたおかげで、すっかり室内の光景を見慣れてしまいました。笑
さて本題の大成中学・大成高校の説明会ですが、今年(というか毎年)のメインテーマは『大成中学はどう変革していくか?』であると、個人的に考えています。あながち間違いではないと思うんですよね、実際に中学部長の先生も「もはや大成は中学部抜きでは語れない」とおっしゃってましたし。大きな変更点はすべて中学部に集約されていると、そう解釈しても差し支えないでしょう。
ついては大成への受験、特に中学受験をお考えの皆様にこそお読みいただきたい内容となります。かいつまんでの説明となる箇所もあるかと思いますが、少しでもそういった方々の参考となれば幸いです。それでは参ります。
◆大成中学・大成高校 説明会レポート◆
大成中入試 受験者と入学者を比較
平成26年度分から順に追っていきます。
■平成26年度■
志願者283名/定員105名
合格者176名/入学者90名
■平成27年度■
志願者352名/定員105名
合格者207名/入学者104名
■平成28年度■
志願者242名/定員105名
合格者159名/入学者62名
■平成29年度■
志願者320名/定員105名
合格者213名/入学者98名
■平成30年度■
志願者403名/定員105名
合格者???名/入学者114名
今年の入試で私が知る限りでは初めて、定員人数に対して入学者数が上回りました。これは中学部長の先生もしきりに口に出してらっしゃいました、学校側としても喜ばしいことなのでしょうね。気になるのは今年の入試の合格者数なのですが、今回の説明会資料には記載がありませんでした。例年の数値から予想すると合格者のおよそ半数が入学しているんですよね、だとすると今年の合格者は250名前後ではないか、と勝手に予想しています。(違ったらごめんなさい)
志願者数もそもそも多かったですから、合格のハードルを下げたとかそういったことではおそらくないと思います。どんな理由があるのか、質疑応答で聞けばよかった。笑
定員105名はずっと変わらないです、1クラス35名で合計3クラスの計算でちょうど数が合います。ちなみに中学部ではクラスによって学力の差はありません、学力均等割りで編成するそうです。
中学入試の仕組みの変化をズバッと解説
大成中の入試について解説します。いろいろありすぎてわかりづらい(失礼)ので、なるべく分かりやすくお伝えします。
大枠で説明すると前期試験・中期試験・後期試験の3つに分かれます。そして前期試験はさらに5つの型に分かれていきます、一度まとめてみますね。
■前期試験■
【前期:4科型Ⅰ】
最もスタンダードな形式、クセがないため純粋な学力勝負
学科試験:国語(50分100点)、算数(50分100点)、理科(30分50点)、社会(30分50点)
面接試験:個別面接
【前期:3科型】
国算英の3科で判定、習い事等で英語を学習していることがほぼ必須条件
学科試験:国語(50分100点)、算数(50分100点)、英語(50分100点)
面接試験:個別面接
中学入試で英語をねじ込んできた形です。レベルは英検3級から準2級クラスが必要とのことなので、ハードルは少し高いです。
【前期:2科型(専願)】
国算の2科で判定、2科に絞られた分だけ競争率は高い
学科試験:国語(50分100点)、算数(50分100点)
面接試験:個別面接
【前期:かがやき型(専願)】
英語・芸術・文化活動等、『小学校時代にどんな活動』を『どれくらいの期間続けてきたのか』そして『大成中学でその経験をどう生かしたいのか』を報告書およびスピーチでアピールする
学科試験:知力テスト(計算とことば、50分)
自己アピール:活動で得た経験や将来の目標を3分で発表
面接試験:個別面接
はっきり言いますが、こちらは判断基準が曖昧です。質疑応答で聞いてみましたが、具体的な答えは返ってきていません。曖昧模糊、学習塾の人間がこの型の受験をおススメすることはおそらくないでしょう。
【前期:スポーツ型】
柔道のみのスポーツ推薦、大会実績や推薦書類等で判断
学科試験:知力テスト(計算とことば、50分)
実技試験:柔道
面接試験:個別面接
大会実績についてですが、これは全国大会出場もしくはベスト8くらいに入る成績が目安とのことです。想像していた以上に、はるかにハードル高い。笑
■中期試験■
【中期:4科型Ⅱ】
前期4科型とほぼ同じ、前期不合格者の再チャレンジ要素が強い
学科試験:国語(50分100点)、算数(50分100点)、理科(30分50点)、社会(30分50点)
面接試験:個別面接
■後期試験■
【後期:自己適正型】
新しい試験型、作文試験があるのが特徴
学科試験:算数と理科(あわせて60分100点)、作文とことば(60分100点)
面接試験:個別面接
以上です、なんとかわかりやすくまとめたつもりですが、果たしてどうでしょうか。
率直な感想としてはとにかく文武ともに優秀な生徒を集めて入学させたいんだろうな、という感じでしょうか。個人的に好きですけどね、優秀な生徒獲得に向けて、なりふり構わない感じとか開き直った感じとか。いっそ清々しさすら感じます。笑
ちなみにこれは昨年から変更していないことですが、大成中への出願はすべてインターネット出願になっています。十分に注意してください。
英語留学コース改め、G・F・Cに名称変更
2014年の段階で設立された英語留学コース、こちらが名称を改めG・F・C(Global・Future・Course)となります。横文字かっこいい。笑
英語留学コースのときからの変更点としては、YクラスとTクラスの2クラス編成となったことです。
ちなみにYクラスの留学先国はカナダ・カルガリー、Tクラスの留学先国はニュージーランドもしくはフィリピンのセブ島でこちらは選択可能です。期間はYクラスは1年の長期留学、Tクラスは3カ月の中期留学となっています。
G・F・Cの詳細はわかりやすい資料をもらいましたので、写真としてアップしますね。言葉でグダグダ説明するより見てもらったほうが早いです。笑
下に画像を貼っておくので、よければご覧になってください。
追加の情報は面談の席で
以上が今回の説明を聞いた上で、特に重要そうだと感じた内容となります。
今回は触れなかった大成の高校部でも、興味深い話があったのですがそれは面談の席でゆっくりとお話しさせてもらうとしましょう。興味のある方はお気軽にどうぞ。
昨年と同様、今回も貴重な情報を得ることができました、しっかり進路指導に生かします。
夏前ですからまだまだ中3生たちも「そもそもどこの私立高校受ければいいんかな…」なんてフワフワした状態でしょう。無理もないですけどね、情報もあまり降りてきていないでしょうから。とにかくなにかを決めるにしても情報がなければ始まりません、すべては情報を与える・収集する・理解するところからスタートです。
人間は基本、意味の分からないことは嫌います。我々ができるのはありったけの情報を届けるだけです。引き続き情報発信には貪欲でいたいと思います、それも価値のある情報の発信です。
少しでも価値のある情報を、もれなく伝えられるよう頑張っていきます。この記事が一人でも多くの方にとって、役立つもの・価値のあるものであることを祈っています。
と、情報収集に躍起になるあまり、説明会最後の質疑応答で話しまくるのは止めたほうがいいんだろうか。軽く10分くらいは、マイクを握ったまま中学部長の先生を質問責めにしてた気がするんですよね。笑
学校側の要注意人物リストとかに載らないかな!?大丈夫かな!!?(´;ω;`)
でもいいですよね、普段から生徒には「わからないことは聞け」と指導している立場の人間ですから!その私がわからないことをそのままにして帰ってくるのは違う気がしますし!これからも高校の説明会で、たくさん質問してきます!笑
《各学年定員制 夏に向けて残席のご案内》
中1生 残席3名
中2生 残席4名
中3生 残席2名(先週から1席減)
小4~小6 残席各4名(先週から1席減)
定員を超えての受付は難しいので、塾をお探しの方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお問合せください。最新の残席状況をお伝えさせていただきます。ページ最下部の電話番号に掛けていただけますと、南部丹陽校の塾長が対応させていただきます。
お名前、学年、お通いの学校名、お子様の現状の成績(大まかにで結構です)をお聞かせいただき、個別説明会(1時間程度)の日時を設定いたします。ご希望の曜日や時間帯の候補をいくつかご準備の上、お電話いただけますと幸いです。
それでは、今日はこのへんで。
また来週です、最後までご覧いただきありがとうございました。
□■□明海学院・ゼミナール 5校舎同時開校□■□
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丹陽中、南部中、大和、大和南、治郎丸中学区の小1~高3・既卒対象
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塾長プロフィール
■塾長/安田
愛知県稲沢市出身。
明海一熱い指導で通っている、愛知県一宮市にある「明海学院 一宮南部丹陽校」の塾長。塾頭の杉原とは野球仲間で、シーズン中は毎週試合に参加するなど仕事もプライベートも全力投球。生徒にも「勉強も部活も遊びも全部楽しもうぜ!」と、何事もやりきることや達成感の素晴らしさを伝えている。
趣味/野球、ドライブ、スノーボード、読書
大の読書好きで年間100冊を目標に本を読む。好きなジャンルはミステリー・推理・サスペンスなど。近頃は海外小説・古典小説がお気に入り。
■副塾長 / 照井
愛知県犬山市出身。
高校生時代から教育に興味をもち、大学では教育学を専攻し、小学校・中学校・高等学校の教員免許を取得。
学校での集団指導と個別指導の両方経験から、子どもたち一人ひとりに寄り添った教育がしたいと考え、個別指導に従事することを決意。
子どもたちが通塾することに負担を感じることなく、「明海でなら勉強を頑張りたい」と思えるような、あたたかみがありアットホームな教室を運営していきたいという思いで日々向き合っている。
趣味/音楽鑑賞(邦ロックは幅広く聴いているので、好きなバンドや音楽の話が得意です)
そのほか、ゲームやアニメ、映画鑑賞など趣味は多種多様にあるので、様々な話題を通じて子どもたちと親交を深めていきます。
特技/けん玉