個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校 塾長ブログ
2017年2月21日
中学準備=必ずしも予習じゃない、ガチで中学校で活かすための準備を4つにまとめてみます!【丹陽、南部、大和南、治郎丸中学区の個別指導塾 明海ゼミナール 一宮南部丹陽校】
こんばんは、一宮南部丹陽校の安田です!
この時期になると「ウチの子、今度の4月から中学生になるんです!」といった、現小6生の保護者の方からのお問い合わせをたくさんいただきます。ありがたいお話ですよね、中学生活スタートの前の準備として行かせる塾にウチを候補に入れていただいてるわけですからね。
精一杯お力になれるように熱くそして少しでもためになるお話をさせていただいていますが、一番上のお子様が現小6生だったりすると保護者の方の不安な気持ちも強いです。無理もないですよね、今の中学校ってどんな感じなんだろうって分からないことだらけでしょうから。
実際に面談をしていくと必ずといっていいほど飛んでくる質問があります、「やっぱり今のうち(中学入学前)から準備として中学校の予習をしておいた方がいいんですよね!?」という質問です。この質問に対するこちらの返答は正直ケースバイケースですが、必ずしも中学校の予習が良いというわけではないということはお伝えしています。
ならば本当に役立つ中学準備とはなんなのか、今日はそれをザックリと書いてみたいと思います。
題して【ガチで中学校に活かすための、中学準備としてやるべき4つのこと!】
それではいきます!
1.「数学」で心を砕かれないように準備して!
中学校に入ると「算数」が「数学」という名前に変わります、もちろん名前だけ変わるわけではなくて内容もゴッソリ変わるんですけどね。
中学生の指導中に小学生の算数レベルの計算力が備わってないかも、と感じることがあります。せっかく内容が理解できていても計算でミスをしてしまっていたり、複雑な計算を解き切る力が不足しているんです。
理解できる力があるのにもかかわらず、複雑な計算で心が砕かれてしまう。その結果、言い方は悪いですが「自分は数学できないんだ…」と勝手に苦手意識を持っちゃうんですよね。
やり方が分かっているだけでは不十分なんです、計算力の低い生徒だろうと小数や分数の計算のやり方くらいは知っています。でも実際は知っているけれど正解できないんです、計算力の低さ故にです。試しに「小学算数の計算なんて簡単でしょ!」と大口を叩いていたウチのやんちゃボーイズに、小学5年生の小数の計算をやらせてみたら2~3割間違えてましたしね(苦笑)
算数や数学が他の科目と大きく異なる点は、「理解できている」ことと「解ける」ことがそのままイコールにならないことですね。教科書を読んで理解しても実戦では使えない、なんてよく聞く話です。頭で理解できているだけではできるようになりません、大事なのは理解するのではなく慣れることです!
小数とか分数の計算を完全にミスなく解けるのか、今一度チェックしておくことをオススメします。
2.高校受験でも必要な知識の整理を!
中学1年生の最初のテストでもそうですが、意外と高校受験でも小学校の算数の知識が必要になってくるシチュエーションは多いです。km/時で表された速さをm/分に換算しなければ解けない問題が出題されたこともありますし、中学理科なんかは特に算数の知識が理解されている前提で問題がつくられてますからね。
具体的に挙げていくと倍数・約数、比の計算、平均、速さ、割合、量の単位etc
どれも大切な内容ですし中学数学でも理科でも頻出です、ただしこれらはすべて小学校の算数で勉強する内容です。もう一度繰り返しますがこれらはすべて小学校の算数で学習する内容です!
多くの小学生は小学算数をサラッとしか勉強していません、表面上の問題が解ける・テストで点数が取れることで満足してそのまま中学に進学します。ゆくゆくは中3になって受験生になります、必死で中学数学を深く勉強してある程度の内容であれば問題なく理解できるようになります。しかし、小学算数の内容が薄い分、そこが盲点になりやすいです。「なんとなくはできるけど…」という状態なら、今のうちに「なんとなく」という状況から脱却できるようにおさらいをしておきましょうね。
3.公式に頼らないように今のうちから練習して!
小学校の算数と中学校の数学では同じ内容でもそのアプローチの仕方が全く違います、中学校の数学で方程式を勉強した生徒であればxやyを使った方程式を駆使して解けたりするんですが方程式を勉強していない小学生にその解き方は通用しません。それでもほぼほぼ似たような問題が小学生の問題集であったりテストであったり…いろんなところに出題されるんですよね。「この問題、方程式も使わないでどうやって解くの?」な問題がなぜ出されるのか、結局は原理だとか原則の練習のためだと考えています。
数学は「公式重視」、算数は「原理原則重視」です。極論ですが数学は公式にあてはめていけば解けます、逆に公式や方程式などの解法を教えられていない算数では、問題の意味をきちんと理解して四則演算を駆使しないと解けません。
「公式に当てはめれば解けるんだったらそれでいいじゃん」思うでしょうが、それだと原理原則が分かるようになりません。原理原則が分からないまま公式や解法などの『型』だけ数学で習得しても、ある程度のレベルにまでしか到達できないんです。俗にいう「少し捻った問題が出されるともうダメ…」という状況に陥ってしまうというわけです(苦笑)
捻ってなければ解けるのは当たり前です、だって公式にあてはめればいいんですから解けない方がおかしいです。言葉が強くて恐縮ですが、捻られると解けないというのは公式に頼りすぎている証拠です。そうならないように小学校の算数で、公式に頼らない問題の解き方の練習をしておくことを強くオススメしたいですね!
4.やっぱり英語は先取りで!
教科書改訂が実施されて1年経ちました、1年目だからそう感じただけなのかもしれませんが中1英語のレベルがなかなかエグイ角度で上げっているように感じます。
英語がガチ教科になるのは中学からなので、本来は定期テストも実力テストもほかの教科よりは点数がとりやすい科目なんです(笑)1年の間は学習期間が短いですし内容が浅いですからね。ただ今年度の1年を過ごしてわかりましたが、どうもそんな悠長なことは言っていられないようです。
文法の進みの速さも出てくる単語量も昨年度の比ではありません、進学前の2月3月で英語を1学期分くらい先取りしておけばなんとかなるという時代はとうに過ぎ去りました。
これからは小学生でも割とガチな英語の勉強が必要になってくると思います。中学校への進学を控えた現小6生の生徒さんは時間的にアレですが、現小5生や現小4生の生徒さんはぜひぜひ先取りで英語を勉強していくことを検討してみてくださいね!
いかがだったでしょうか。
4つのうち3つが算数に関することになってしまっているのはご容赦ください、だって本当に大事なんですから!(笑)2月も終わりに近づいてきて本格的に中学準備を考え始める方向けに書いてみた記事になりますが、「なんでもかんでも予習すればいいというわけではないよ」ということだけ伝わればいいかなと。他の塾さんからクレーム来るかなコレ…。
正しいか正しくないかは正直わかりません、それでも小学生や中学生そして高校生を指導していて実際に感じてきたこの考えが今の自分の思いなんだと受け入れて指導に落とし込んでいきます。今年度も残り僅か、最後まで気張っていきましょう!
それでは、今日はこのへんで!
また明日です、最後までご覧いただきありがとうございました!
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カテゴリー: 小学生の勉強 生徒へ伝える勉強方法
塾長プロフィール
■塾長/安田
愛知県稲沢市出身。
明海一熱い指導で通っている、愛知県一宮市にある「明海学院 一宮南部丹陽校」の塾長。塾頭の杉原とは野球仲間で、シーズン中は毎週試合に参加するなど仕事もプライベートも全力投球。生徒にも「勉強も部活も遊びも全部楽しもうぜ!」と、何事もやりきることや達成感の素晴らしさを伝えている。
趣味/野球、ドライブ、スノーボード、読書
大の読書好きで年間100冊を目標に本を読む。好きなジャンルはミステリー・推理・サスペンスなど。近頃は海外小説・古典小説がお気に入り。
■副塾長 / 照井
愛知県犬山市出身。
高校生時代から教育に興味をもち、大学では教育学を専攻し、小学校・中学校・高等学校の教員免許を取得。
学校での集団指導と個別指導の両方経験から、子どもたち一人ひとりに寄り添った教育がしたいと考え、個別指導に従事することを決意。
子どもたちが通塾することに負担を感じることなく、「明海でなら勉強を頑張りたい」と思えるような、あたたかみがありアットホームな教室を運営していきたいという思いで日々向き合っている。
趣味/音楽鑑賞(邦ロックは幅広く聴いているので、好きなバンドや音楽の話が得意です)
そのほか、ゲームやアニメ、映画鑑賞など趣味は多種多様にあるので、様々な話題を通じて子どもたちと親交を深めていきます。
特技/けん玉