個別指導塾 明海学院 犬山校 塾長ブログ
2020年6月6日
子どものモチベーションを高めるには?モチベーションの本質について【犬山市 犬山中 城東中 南部中 東部中 扶桑北中学区の個別指導塾 明海学院 犬山校】
犬山中、城東中、南部中、東部中、扶桑北中の皆さま、またその保護者様
個別指導 明海学院 犬山校 副塾長の前田です
本校では今週から対面授業を再開し、それに伴って渡せていなかった模試の結果を一人ひとり話をしながら渡しています。
また、模試の結果には全員分手書きのコメントも入れています。
その際に注意すべきは、模試に限らず、子どもたちは定期テストや単元テストなどのあらゆるフィードバックから少なからず精神的影響を受けるということです。
ですから、モチベーションを意識した声かけが必要になります。
今回は、そんな模試返却の際の声かけやコメントを書く時に大切にしていることを、モチベーションの本質という観点からひとつ書いてみようと思います。
「可能性」を言語化し、可視化する
小難しい見出しになってしまいました。ですが複雑なことではありません。
その子の持つ可能性を言葉にして(それを書くことによって)見えるようにするということです。
たとえば「やればできる」は、可能性を表す言葉として最も馴染み深いものですよね。
しかし、あまりに漠然とし過ぎていて、実際のところ「何を」やればできるようになるのか、いまいちイメージしにくい場合があります。抽象的過ぎるんですね。
ですから、具体性を取り入れてみましょう。
その子にとって「嬉しい結果」と「そこまでの道筋」を明確に示すことによって、「私でも(俺でも)できるんじゃね??」という期待をもたせることが出来ます。
たとえば以下のような形が考えられます。
口頭だけで伝えることも出来ますが、図にして見せてあげることでより明確なイメージを持たせることが出来ます。
しかし、なぜこれがモチベーションを高めるために必要なのか、感覚的には理解出来ますが改めて考えてみましょう。
モチベーションを構成する3要素
人が行動する時のモチベーションは3つの要素で構成されていると考えることができます。
やりたい:自分がやりたいことには高いモチベーションを発揮する。
すべき:自分がすべきだと思うことには使命感や義務感がある。
できる:自分ができることなら実行不可能ではない。
たとえばある人にとって「その仕事は生活のためにすべきではあるが、やりたいわけではなく、しかも上手くできるわけでもない」としたら、その仕事に高いモチベーションを発揮することは難しいでしょう。
これを勉強に置き換えてみます。
「勉強は将来のためにすべきではあるが、やりたいわけではなく、しかも上手くできるわけでもない」
うーむ…ドンピシャですね笑
しかしこれでわかりました。つまり「やりたい」と「できる」に働きかければいいんですよね。
であれば、先述の「可能性を言語化し可視化する」方法は有用ではありませんか?
先ほど「その子にとって『嬉しい結果』と『そこまでの道筋』を明確に示すこと」が必要であると書きました。
嬉しい結果は、「やりたい」という気持ちへ繋がります。
そこまでの道筋は、「できる」という気持ちへ繋がります。
できないからできそうへ、またやりたくないからちょっとやってみようかなへと変化させることができれば、今まで以上のモチベーションを発揮することができます。
モチベーションについて悩まれている方は非常に多いと思いますが、今回のようにモチベーションを高めるための明確な道筋を知ることで、次なるアプローチへの意欲が高まったのではないでしょうか。
ということで、今回は「モチベーションを高める可能性」を言語化し可視化してみました…すみません、ややこしいですね笑
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カテゴリー: スタッフの考え・想い 効果的な勉強法 教室での指導
塾長プロフィール
■塾長/前田(マエダ)
愛知県犬山市出身。
学生時代は「人」に対して強い関心をもっていたことから、哲学、心理学、教育心理学、行動分析学、人的資源管理論、組織行動論など「人」と密に関係する学問を広範に学ぶ。
それらの研究から得た知見と大手個別指導塾での指導経験を生かして、犬山校の子どもたちに向き合っている。
指導の信念は、「教える」より「導く」こと。
(正しい答えを教えるより、正しい答えへ導く)
(正しい勉強法を教えるより、正しい勉強法へ導く)
趣味…映画、読書、アニメ、ゲーム、ファッション(生徒たちとかなり話が合います、合わせます)
特技…ドラム(ドラム講師の経験あり)
■犬山校/大島
岐阜県恵那市出身。
介護・福祉業界での運動指導や栄養指導を通して、学生時代から抱いていた教育に関心が高まり、地元に密着した学習塾に従事することを決意。
教育への想いとしては、ただ覚えるだけではなく自分で考えて、答えを導き出したときの充実感や楽しさを知ってほしいと考え、考えさせることの大切さを授業を通して指導している。
得意科目/理科、社会(特に生物学と日本史)
趣味/ドライブ、テニス、料理→主に魚料理が得意で、1匹買って自分で捌くこともあ