個別指導塾 明海学院 三河八橋駅前校 塾長ブログ
2019年6月22日
英語教育って結局のところどう変わるの?みたいなお話③【豊田市・安城市 / 若園中・高岡中・前林中・東山中学区の個別指導塾 明海学院 三河八橋駅前校】
こんにちは。三河八橋駅前校の平戸です。
中学生は一学期の中間テストが終わりました。
「良い点数が取れた!」という報告が続々と入ってきていますが
そのお話はまた別の機会に。
真剣に取り組んできた成果が出たようです。
さて、今回は英語教育の話の続き。
「実際、この4月から小学校の英語は変わっている?」
というようなことをお伝えしたいと思います。
その前に少しおさらいを。
2020年から小学校の英語がどう変わるかというと・・・
小学校3年生~4年生は「外国語活動」として英語に慣れ親しむ。
「楽しい」と思える授業を。
これは、絵カードやクイズ形式で問題を出す、みたいなことです。
小学校5年生~6年生は英語が「正式教科」になります。
学ぶ単語はなんと600~700語。
現在、中学校3年間で学ぶ単語数が1200語と言われているので
これはなかなかのボリュームです。
では、(移行期間である)この4月から
小学校での英語の授業ってどんな感じになっているのでしょうか?
実際に何人かの生徒に聞いてみました・・・
「先生の英語に慣れていない感が半端ない。」
「全体的な授業の統率がおろそかになっている。」
「先生の緊張感が伝わってきて逆に助けてあげたくなった。」
と、こんな感じです。
小学校の英語教育では相応の英語力を有する教員の割合が
全体の1%にも達していないと言われています。
だからこそ、小学校の先生は今、自分の時間を削りながら
死に物狂いで英語の指導力を高めています。
それでも、本来重視されるべき「生徒と向き合う時間」が奪われるほど、
大きな負担を強いられている!
・・・そんな様子が生徒の言葉からも伝わってきます。
国は教職課程を経る必要のない特別免許を交付することで
この教員育成問題を乗り越えようとしています。
これがどの程度効果的かは議論があるようですが、
いずれにしても、生徒と向き合う時間がしっかり確保できるよう
学校の先生の負担が今より軽くなることを願います。
それから、
ALT(外国語指導助手)と呼ばれる、英語ネイティブ、
もしくはネイティブレベル英語を使うことのできる人材も
学校の先生をサポートできる貴重な存在です。
だた、ネイティブレベルの英語に触れられるという良い面がある一方、
外国人にオドオドする生徒が一定数いたり、
人見知りでうまくコミュニケーションできない生徒が出てきたりなど
すべてを解決できるわけではありません。
こうしてみると、英語の苦手意識が芽生えてしまう要素はいたるところにありますので、
ご家庭での英語のふれ合いレベルを上げていくなど、
周りの大人たちがうまくケアしてあげる重要性を改めて感じます。
次回は、大学入試改革についても触れていきたいと思います。
こちらの新制度のほうはさらに混沌としているようです。
それでは。
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塾長プロフィール
■三河八橋駅前校 塾長/増田
愛知県名古屋市出身。
これまでに多くの集団指導塾・個別指導塾での経験を活かし、多くの高校受験・大学受験生を目標達成に導いてきた。明海グループにきてからは、2020年4月より愛知県知立市にある「明海学院 知立西校」の新規開校塾長を務め、現在では三河八橋駅前校塾長、そして明海学院三河エリアの高等部を支えている。
常に物事の核心を考えることで、効率的かつ単純化することで分かりやすい授業ができると考えている。生徒達には「褒めて伸ばす!」をモットーに熱く生徒たちに向き合っている。
「英語学(統語論・意味論)」「社会言語学」などを研究していたその知識を活かした高校英文法では”分かりやすく、面白い授業”と、定評がある。
中学校・高等学校教員免許取得(英語科)
趣味/スノーボード、DIY、サウナ
■三河3校代表/宇佐美
2人の子どもをもつ現役パパです。だから生徒はみな、自分の子同様に接していきます。私自身は現役のトライアスリートです。世界大会参戦を目標に練習しながら塾では生徒に成長することの楽しさを教えています。子供たちに言うだけではなく、自分自身も夢に向かって日々努力する、その姿から子供たちも夢に向かって挑戦することの楽しさを感じてくれているようです。講師陣はそんな私に共感してくれた素敵な仲間がそろっています。
趣味/マラソン、トライアスロン