個別指導塾 明海学院 三河八橋駅前校 塾長ブログ
2019年7月2日
英語教育って結局のところどう変わるの?みたいなお話④【豊田市・安城市 / 若園中・高岡中・前林中・東山中学区の個別指導塾 明海学院 三河八橋駅前校】
こんにちは。三河八橋駅前校の平戸です。
2019年が始まって上半期があっという間に終わりました。
大人になればなるほど時間が経つのが早く感じるようになるとは言いますが・・・
ちなみに、過去を振り返るときに、
スパンを短くとると色々なことができたという感覚が持て、
時間も長く感じることができるのだそうです。
逆にスパンを長くとってまとめて振り返ると、
何もできなかったな~という感覚になってしまい、
時間が過ぎるのもあっという間に感じてしまうのだとか。
これは分かる気がします。
さて、今回は英語改革の話の続きを。
2020年度から大学入試が大幅に変わります。
改革の目的は「読む・聞く・書く・話す」の4技能を測ること。
センター試験は「大学入学共通テスト」というものに変わり、
筆記200点、リスニング50点だった配点が
リーディングとリスニングでちょうど半々、
各100点の計200点となります。
それから
「話す・書く」は民間試験が利用されます。
これは、英検やTOEFLなどの民間の検定試験をセンター試験の代わりに利用するというものです。
「日本人は英語が話せないのは学校の英語教育に原因があるよね。」
「だから、英語教育を変えなければいけないんだ。」
「そのためには入試制度を変えるのが一番効果的。」
みたいなノリで、みんな疑問を感じることなく、とんとん拍子に制度は進みました。
ところが・・・
時間が経つにつれて、
「あれ、そういえば、民間の英語試験ってそれぞれ目的も形式も異なるのに、英語力の判定に使うってそもそも無理じゃない?」
とか
「都市部と地方では会場数に差があって受験生の住む地域によって有利不利が生じない?」
とか
だんだんと、なんか平等じゃないよね~という雰囲気になっていきました。
さらには、東大が民間試験を必須としない方針を示したので、多数の国立大学がこれに追随するなど、一気に風向きが変わったのです。
東大vs慶應の教授たちがツイッター上で罵り合いしたり・・・
民間試験導入中止の署名を集め、
国に嘆願する人たちが出てきたり・・・ ←今ここ
ここへ来て混乱ぶりが加速しています。
と、今回はそのあたりの経緯まで。
制度としてはともかく、リスニングの配点が増え、
それに合わせて中学・高校の授業も少しづつ変わっていくのは確実なところ。
まずはコツコツとリスニング対策していくのが良さげかなと思います。
次回はもう少し本質的な話を。
それでは。
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塾長プロフィール
■三河八橋駅前校 塾長/増田
愛知県名古屋市出身。
これまでに多くの集団指導塾・個別指導塾での経験を活かし、多くの高校受験・大学受験生を目標達成に導いてきた。明海グループにきてからは、2020年4月より愛知県知立市にある「明海学院 知立西校」の新規開校塾長を務め、現在では三河八橋駅前校塾長、そして明海学院三河エリアの高等部を支えている。
常に物事の核心を考えることで、効率的かつ単純化することで分かりやすい授業ができると考えている。生徒達には「褒めて伸ばす!」をモットーに熱く生徒たちに向き合っている。
「英語学(統語論・意味論)」「社会言語学」などを研究していたその知識を活かした高校英文法では”分かりやすく、面白い授業”と、定評がある。
中学校・高等学校教員免許取得(英語科)
趣味/スノーボード、DIY、サウナ
■三河3校代表/宇佐美
2人の子どもをもつ現役パパです。だから生徒はみな、自分の子同様に接していきます。私自身は現役のトライアスリートです。世界大会参戦を目標に練習しながら塾では生徒に成長することの楽しさを教えています。子供たちに言うだけではなく、自分自身も夢に向かって日々努力する、その姿から子供たちも夢に向かって挑戦することの楽しさを感じてくれているようです。講師陣はそんな私に共感してくれた素敵な仲間がそろっています。
趣味/マラソン、トライアスロン