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2020年2月8日

「強い教室、実行できる教室」を目指していくよ!【丹陽、南部、大和、大和南、治郎丸中学区の個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校】

 

こんばんは、一宮南部丹陽校の安田です。

PHP新書から出版された「実行力 結果を出す「仕組み」の作りかた 」を読みました。

とうに読み終わっていたのにブログに書かない、前回の「そして、バトンは渡された」と同じ流れ。笑

言わずと知れた橋下徹さんの著書ですね。シンプルにすごくよかったです、お勧めです。

 

38歳で大阪府知事に就任し、数々の改革を成し遂げてきた橋下徹氏。大阪府庁1万人・大阪市役所3万8千人の職員、組織、そして国をも動かして結果を出してきた秘訣とは何か。年上の部下や並いる反対派をいかにして説得・掌握し、大阪の大改革へと舵を切ったのか、その手腕を初めて明かす。

 

大阪府知事、大阪市長を務めていらっしゃった時代のお話が並んでいます。

表紙にでかでかと「君主論」なんて書かれているもんだから、とっつきにくいイメージがあるかもしれません。

実際の中身的には社会人が仕事をするうえで、大切にしなくちゃいけない要素が詰まっていると思います。

今の仕事への見方が変わるというか、やり方というか、立場的に求められていることや役割がより明確になるというか。

凄く視界が開けた感じがして、読み終わったときはかなり興奮してた気がします。いや、読みながら飲んでたコーヒーのカフェインのせいか。笑

 

自分の役割はなんだろう

読んでいてシンプルに考えたのは、「自分の役割はなんだろう」ということですね。

塾長という名札を下げて、教室のトップに祭り上げられている自分の役割はいったいなんだと。

橋本さんが1万人とか3万人の組織のトップでやってきたことと比べたら、ミジンコみたいに小さい組織なんですけどね。笑

いろいろな事例と自分の環境と照らし合わせて、落とし込んで考える機会が持てたことはすごくよかったなと思います。

 

会社におけるリーダーの役割が「部下ができないことをやり遂げること」ならば、やはり自分の役割は「講師や生徒ができないことをやり遂げる」ことなんですよね。

教室の中では、講師と生徒が主役であることは間違いありません。

それでもダブル主役の講師と生徒ができないことを、トップが引き受けて実行完遂できるかどうか。

些細なことから大きなことまで、物事の大きい小さいにかかわらず、実行していくぞという姿勢と結果を見せていかないと、生徒も講師も誰もついてこないですよね。

一人で偉そうなことを嘯く(うそぶく)イタいやつにはなりたくないじゃないですか。笑

生徒や講師ができないこと・困っていることを、トップとして「実行」していける準備を整えないといけないなーと思って読んでました。

 

 

実行プロセスの緩さを激しく反省!

トップの仕事は、組織として目指すビジョンと実行プロセスを決めること。

この教室に限らず塾としてのビジョンは明確で、「通ってくれている生徒の成績を上げる、志望校に合格させる」で間違いありません。

ならばその実行プロセスは?生徒や講師へ、きちんと意思疎通は取れているか?

 

「実行プロセス」について書かれた章を読む間は、脳髄をバッキバキに殴り続けられる気分でした。

「成績を上げるためにできることは全部やろう!目の前の生徒にプラスになることをしよう!」というフワフワしたイメージに捨象しすぎました。

成績を上げる、そのための具体的な方法を捨象していった結果、↑のようなイメージに落ち着いたのですが、やはり具体性は残しておかないとダメだなと。

ビジョンがあっても実行プラン・プロセスがなければ何も動かない

判断の軸を教室全体に示していけるように、肝に銘じてこれから行動します。

 

 

学習塾の一教室を運営する仕事に従事させていただいていますが、そこはやはり企業に勤める一介の会社員ですから。

教育本、勉強本に限らずたまにはこういった本も読みます。笑

PHP新書なのでページ数もそう多くありません、300ページないので早い人なら2時間あれば余裕かもしれませんね。

組織のトップとしての立ち位置、行動方法等が良い例を用いてとても分かりやすく書いてあります。

子供向けではありませんが、文体が柔らかいので中学生や高校生でも読める人は読めるかもです。

よろしければぜひ読んでみてくださいね、激しくお勧めです。

 

それでは、今日はこのへんで。

また次回、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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カテゴリー: 本

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塾長プロフィール

■塾長/安田

愛知県稲沢市出身。

明海一熱い指導で通っている、愛知県一宮市にある「明海学院 一宮南部丹陽校」の塾長。塾頭の杉原とは野球仲間で、シーズン中は毎週試合に参加するなど仕事もプライベートも全力投球。生徒にも「勉強も部活も遊びも全部楽しもうぜ!」と、何事もやりきることや達成感の素晴らしさを伝えている。

趣味/野球、ドライブ、スノーボード、読書

大の読書好きで年間100冊を目標に本を読む。好きなジャンルはミステリー・推理・サスペンスなど。近頃は海外小説・古典小説がお気に入り。

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