こんばんは、明海学院一宮南部丹陽校の安田です。

今日は鶯谷（うぐいすだに）中学・高校の説明会に参加してきました。岐阜県にある私立高校ですね。

参加は初めてではなく実は今年が2回目。昨年も参加はしてましたが、例のごとくブログにせずに終わってました。名古屋女子中学・高校の時とまったく同じパターンです。苦笑

今年はそのリベンジ(？)も兼ねて参加してきましたので、張り切って更新します！

各路線で岐阜駅までいければ後はバスや自転車で行ける、そして思いのほか通学時間もかからないというアクセスの良さ。

というわけで、意外と一宮からも県外受験をするご家庭が多いのが鶯谷中学・鶯谷高校です。←勝手なイメージ

実際、この校舎でも毎年数件は「鶯谷ってどうなんですか？」というような質問を面談で受けますし、受験される家庭もあります。

そんな「行くかはわからないけど、ちょっと興味あるんだよね」的なお考えを持つご家庭に向けて、今日の説明会で得てきた情報をお届けできればと思います。

会場は昨年同様に長良川沿いに建つ都ホテルでした、ひたすら長良川の堤防を走って向かいます。(/・ω・)/ﾄﾞﾗｲﾌﾞｰ

簡単な説明になる箇所もあるかと思いますが、しばしお付き合いくださいね。それでは参りましょう。

鶯谷中学・鶯谷高校

説明会レポート2020編

創立は1903年、建学の精神は自立・自尊

金華山の麓にある創立117年という長い歴史を持つ私立学校です、裁縫女学校としてスタートしてからしばらくは女子校でした。

1990年（平成2年）から男女共学、1996年（平成8年）から中高一貫です。なので現在の鶯谷中学・高校の姿形となってからは実質24年の経過となりますね。

しばらく前に情報処理科と生活システム科の募集を停止して、今は普通科のみとなっています。

「教育環境」を整備することが一番の支援として、自習室整備やiPadを生徒全員に支給したりと、環境整備に費用や手間を惜しまない姿勢が、個人的にとても好感が持てます。

進学実績は岐阜県内で6番目！

国公立大学や医学系大学への進学実績を加味してつくられたメディアでのランキングの説明がありました。東洋経済とかダイヤモンドとかAERAとかで特集で組まれる高校ランキング的なヤツです、いつも楽しく読んでます。笑

全国の高校のうち岐阜県からは15校がランクイン、岐阜15校のうち鶯谷のランキングは6番目の進学実績なのだとか。

トップは県立の岐阜高校、大垣北高校、岐阜北高校などそうそうたる高校が並び、その6番目に位置しているらしいのですが、愛知県にお住まいの方にはあまりピンとこないかもしれません。(;・∀・)

令和二年度の大学合格実績で見てみると、国公立大学には93名が合格しています。これは浪人生を含む数字ですが、現役生で見ても76名が現役で国公立に合格しています。ちなみに令和二年度の卒業生は256名です。

今年を含む過去5年の入試結果を一部抜粋してみます。

やはり地元というだけあって岐阜大学を目指す生徒が多いのでしょうか、他とは数字が違うのが見て取れますね。

良ければ参考にしてください。

令和3年度からコース編成の仕組み変更

鶯谷高校を受験する際は、2つあるコースのうちから1つを選んで出願します。

英進Ⅰ類と英進Ⅱ類があり、それぞれを別に募集します。ちなみに一般入試では第一志望にⅠ類、第二志望にⅡ類で出願することが可能です。

この二つの違いをシンプルに述べるならば、学力レベルの違いと捉えて差し支えないでしょう。英進Ⅰ類では応用中心、英進Ⅱ類では基本中心の授業でそれぞれ進みます。

これまでは2年生に進級したら、英進Ⅰ類そしてⅡ類の生徒が強制的に混合されてました。レベル差のある生徒でも関係なく1つにまとめちゃって、そこから改めてクラスを分けるみたいな。

「Ⅱ類の中では上位なのに、Ⅰ類の人が同じクラスに入ってきたから内申（評定）もらえなくなった！」とクレームが入ったことから、来年度からはこの仕組みを変えるようです。

具体的に言えば、クラスを混合するのは3年生からになります。志望校別のクラス分けになるので、クラスメイト全員が自分とほぼ同じレベルの志望校を考えている（目標が似ている）生徒で固まるってことですね。

ちなみに2年進級時に、Ⅱ類からⅠ類への変更も可能です。もちろんⅠ類の授業についていける学力があるか、何らかの方法で見られることになると思いますが。( ﾟДﾟ)ﾃｽﾄｽﾙ!?

逆にⅠ類に上がれる学力があってもⅡ類のまま、という選択も可能らしいです。

Ⅱ類の上位をキープして内申（評定）をもらって指定校推薦（選抜）をもらう！という考え方も1つの選択だ、と鶯谷の先生のお言葉もありました。おそらくⅡ類からⅠ類への変更は希望制なのでしょう、ひょっとしたら学校側からオファーが来るかもしれませんけどね。

ちなみに中高一貫コースは高校2年までは別の課程で進みます、3年生から難関国公立文系・理系に編成されます。

珍しい部活がたくさん！

他校だとあまり見かけることのない部活が、鶯谷には存在します。

フェンシング、ビームシューティング、競技かるた、マジック（こちらはサークル）などなど。

昔、ウチに通ってくれていた鶯谷高校の男の子は、たしかビームシューティング部に所属してたかな。物珍しさから、思わずいろいろ話を聞いた覚えがあります。(;・∀・)

今回はこんなところにしておきますね。

以上が今回の説明を聞いた上で、重要かなと感じた内容です。

あとは学校そのものの話からは逸れますが、就学支援・私学助成制度は岐阜県独自のものが適用されますので注意してくださいね。岐阜の私立高校なので岐阜県独自の制度が適用されるのは当然なんですけど、うっかりすると愛知県の助成制度で説明をしてしまいそうで。。。(;^ω^)ｱﾌﾞﾅｲ

昨年と今年、説明会に参加してみて感じたのは、パッションにあふれた先生たちが多いってことですね。募集人数は多くはありませんが、だからこそ一人ひとりにきちんと向き合おうという姿勢が強く感じられるなぁと。

学校長先生の話の中に、進学実績で岐阜トップを目指す！と力強いセリフもありましたので、これからにも期待したいです。

「そもそもどこの私立高校受ければいいのか…」なんて、今はフワフワした中3生たちが多いでしょう。

情報もあまり降りてきていないでしょうが、なにかを決めるにしても情報がなければ始まりませんね。すべては情報を選ぶ・収集する・理解するところからスタートです。

知らない・意味の分からないことを嫌って終わりにならないよう、引き続きありったけの情報をお届けしたいと思います。

今日は2年越しの鶯谷中学・高校の記事でお届けしました。

また次回、最後までご覧いただきありがとうございました！

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