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2022年10月20日

名城大附属高校 塾向け説明会2022【丹陽、南部、大和、大和南、治郎丸中学区の個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校】

こんばんは。

明海学院一宮南部丹陽校の安田です。

 

今日は名城大附属高等学校の説明会に参加してきました。

名城大附属高校は、中村区にある庄内川のすぐ近くにそびえたつ私立高校です。

 

名城は、昨年2021年にも説明会に参加していますから、これで3年連続になるでしょうか。

 

開催場所は昨年と変わらず高校の大会議室。

相変わらず建物については派手さのない無骨な印象、ご存じの通り校風のほうも硬派です。

生徒数は前学年合わせて2000名を超えるといいますから、かなり大規模な高校といえます。

また、生徒数に比例するように先生の人数も145名、もはや異次元です。笑

 

相変わらず規模感に気圧されてしまいますが、大切なのはその中身。

というワケで、前置きはこの程度にしてそろそろいきましょう。

今日の説明会で得た情報をさっくりとお届けします。

 

名城大学付属高等学校

説明会レポート2022編

 

県内私立で志願者数1位

昨年と同じネタで恐縮ですが、名城大附属高校は県内私立高校で志願者数が1位、今年で20年連続です。

もちろん、志願者の多寡が高校の優劣を決めるものではありません(そもそも優劣など存在しないと思いますが)。

一方で、『名城高校に行きたい!』『名城高校に行けば成長できそう!楽しそう!』

そのように思われなければ、志願者数トップなど成立しない話であることも確かです。

その魅力を確かめるために、オープンキャンパスや説明会に参加してみてくださいね。

 

名城は今年度から2期制に!

名城は今年度から2期制を採用しています。

前期:4月~9月

後期:10月~3月

試験のタイミングは以下の通り。

  • 前期中間テスト:6月
  • 前期期末テスト:9月
  • 後期中間テスト:11月
  • 後期期末テスト:2月

学校側が主張する、2期制を採用して得られるメリットは大まかに3つ。

  1. 授業時間数の増加
  2. 課外活動時間の増加
  3. 定期テスト回数の減少(1回分)

式典や行事回数を減らして、その浮いた時間を授業時間に充てるという方針です。

1と2はまだしも3はメリットになるのか?と個人的に思うところですが、しっかり成績がつけば試験の回数はさして問題ではないのでしょう。

とにかく2期生をこの1年通してやってみた結果を、来年の説明会で聞けたらいいなと思います。

 

名城がUPAS加盟校の仲間入り

聞きなじみがない方も多いと思います、安田もその1人。笑

こちらはUPAS(ユーパス)と読み、言ってしまえば海外大学へより進学しやすくする取り組みです。

海外大学進学協定校推薦入試制度

  • 一般入試よりも成績、TOEFL、IELTSなどの基準を低く設定
  • 英語力が満たさなくても出願可能
  • 英語力に不安があれば英語コースからスタート可能
  • 学力試験の受験の必要はない
  • 入学試験はなく書類審査で合否判定

海外大学へ進学する際に、様々なメリットが享受できるというのがウリです。

もちろん誰でも出願できるものではなく、校長からの推薦があって出願可能となります。

また向上心や学習意欲といった、内面的な部分を重視する制度ということなのでその辺りも注意が必要です。

 

学科とコースをおさらい

名城に設置してある学科とコース、主な進学先をおさらいします。

ちなみに、総合学科の四系列分岐は2年生からです。

学科 クラス・系列
普通科 特進クラス 国公立および難関私大
スーパーサイエンスクラス 理工・医療・薬学・農学系の大学
進学クラス 名城 or 国公立および有名私大
国際クラス 名城 or 有名私大の文系・国際系の学部
総合学科 数理系列 名城 or 国公立および有名私大
社会探究系列
地域交流系列
ビジネス系列

スーパーサイエンスクラス、SSHと省略されることが多いのでこの機会にぜひ覚えて。笑

総合学科の生徒の系列決めは本人の意思と先生との相談で決定、成績順に割り振られることはないため安心です。

 

昨年の記事で、特進クラスの進学についていくつか注意が必要と書きました。

名城大への推薦は基本なし、基本は”国公立もしくは名城より上の私大”を目指すことなると。

今年はこの件に関する言及はありませんでしたが、おそらく今後も方針は同じだと思われます。

  1. 理工学部
  2. 情報工学部
  3. 薬学部

この3学部のみ、別枠で推薦が認められるということはパンフレットにも明記されています。

国公立に合格した場合、不合格だった場合、他私大の受験可否などなど。

名城の特進に進学した場合は、いろんなパターンを想定しておいた方が良さそうです。

 

出願区分をおさらい

設置コースごとの出願区分をおさらいします。

学科 コース・系列 推薦 特色 一般
普通科(男・女)
488名
特進クラス120名
スーパーサイエンス40名
進学クラス288名
国際クラス40名
総合学科(男・女)160名

「スーパーサイエンス」と「国際」は一般入試での募集はありません、推薦と特色のみです。

ただし、一般入学試験の合格者の中から勧誘されることがあります。

「スーパーサイエンス」は、特進クラスの合格者の中から勧誘。

「国際」は、進学クラスの合格者の中から勧誘。

勧誘する対象となる結果がどの程度なのか、具体的な話はありませんので悪しからず。

そもそも『推薦と特色で十分な人数が集まらなかった場合に勧誘する』ってことなので、そもそも勧誘基準などないと考えた方がいいかもしれません。

 

特進クラス不合格からの第2志望進学クラスへのスライド合格はあります。

普通科進学クラスから総合学科へ合格するといった、いわゆる転科合格は廃止されて久しいです。

ただ保護者の中には今もこの制度があるだろうと思って、質問されることも少なくないとおっしゃってました。

「転科合格制度もあるし!」的なマインドでの受験が通用しなくなったので、やるならガチンコ勝負です。

 

全生徒ごちゃまぜの探求DAY

学年、科、系列すべてをごちゃまぜにしたグループを作っての探求学習があります。

何が起こるか化学変化が楽しみだとおっしゃってましたし、こうした探求学習を始めて生徒たちの進路に対する視野であったりチャレンジ精神みたいなものにも変化が表れ始めたとか。

いい変化が見られているようで何よりです。

全校生徒ごちゃまぜグループを作っての探求学習といえば、愛知黎明高校の『探求クロス』もありますね。

名城と愛知黎明の生徒ともに、いい変化が見られるんじゃないでしょうか。これからが楽しみです。

 

 

さて、ここまでが説明会や資料を見て重要そうだと感じた内容です。

昨年同様、生徒の頑張りを見てくださいと言わんばかりに、プレゼンの時間を設ける辺り抜け目がありません。

学校紹介動画も放送部作成らしいですから、何というかちゃっかりしてるというか生徒をうまく使っているというか。笑

やっぱり自校舎で説明会をやる高校は強いですよね。

こういう「生徒の頑張りを見てやってくださいな!」ができるわけですから。

他の高校でも同じことをやってほしいとは言わないまでも、生徒の頑張りが伝わる説明会だとワクワクします。

「こんな感じだったよ」と塾生たちにも伝えやすいですし。(*‘∀‘)

来年も楽しみにしています。

 

「そもそもどこの私立高校受ければいいのか…」と迷い中の受験生の皆さんへ。

なにかを決めるにしても情報がなければ始まりません。

まずは情報を選ぶ・収集する・理解するところからスタートしましょう。

これからもたくさんの情報をお届けしたいと思います、お楽しみに。

 

今日は名城大附属高校の紹介記事でお届けしました。

また次回、最後までご覧いただきありがとうございました!

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塾長プロフィール

■塾長/安田

愛知県稲沢市出身。

明海一熱い指導で通っている、愛知県一宮市にある「明海学院 一宮南部丹陽校」の塾長。塾頭の杉原とは野球仲間で、シーズン中は毎週試合に参加するなど仕事もプライベートも全力投球。生徒にも「勉強も部活も遊びも全部楽しもうぜ!」と、何事もやりきることや達成感の素晴らしさを伝えている。

趣味/野球、ドライブ、スノーボード、読書

大の読書好きで年間100冊を目標に本を読む。好きなジャンルはミステリー・推理・サスペンスなど。近頃は海外小説・古典小説がお気に入り。

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