個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校 塾長ブログ
2019年2月16日
「緊張してできなかった」というセリフについて思うこと【丹陽、南部、大和、大和南、治郎丸中学区の個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校】
こんばんは、一宮南部丹陽校の安田です。
いきなり駄文で恐縮ですが、今日は午前から健康診断に行ってきました。身長は昨年から変わらず（当たり前）、体重は昨年から２キロ減ってました、嬉しい(・∀・)
昨年から特別になにか生活習慣を変えたとかもありませんが、５７キロが５５キロになってました。最近体が軽くて調子がよかったのは、このせいだったのかもしれません。
教室の責任者が元気じゃないと、教室全体に元気は生まれませんからね。この調子でサクサクと、今まで以上に質のいい授業が届けられるよう邁進していきます(｀・ω・´)
ところで犬山校の藍谷塾長も体重が減って喜んでましたね、いいことです。笑
受験での面接ポイント パート２【犬山市 犬山中 城東中 南部中 東部中 扶桑北中学区の個別指導塾 明海学院 犬山校】 FacebookTwitterLine
さて、塾長の減量トークなどくだらないトークテーマはさておき、本当に書きたいのはここからです。
先日、保護者面談を取ったご家庭からある相談をもらいました。
「多少の手助けもあるが、家で問題を解くのはできる。でもテスト本番だとできなくて、気持ちがモヤっとしている」
簡単にまとめさせてもらうとこんな感じです。家でできている様子を見ているからこそ、テストでできない結果を見て気持ちがモヤるのは仕方のないことですよね。保護者もそうですが、生徒にとっても察して余りあるほどに辛い状況です。ですが、問題の本質はそこではないと思っています。
テスト本番で緊張しているからできないの？
さて、こうした内容の相談は年に数回はもらいます。そして、この問題に対する保護者の見解も大体似通ったものになります。
「うちの子、メンタル弱いみたいで。。。子供もテスト本番ですごい緊張するって言うんです」
うむ、よくある話です。「テスト本番になると緊張して、本来の力が出せなかった」と。言いたいのは、結局こういうことですよね。そして前置きが長くなりましたが、このセリフについて考えるのが今日の本来のブログテーマです。
「緊張してできなかった」と言われてもいい気はしない
正直このセリフを言われた側としては、いい気はしないです。受け取り方は人それぞれでしょうが、正直この言葉は禁断のセリフだと個人的に思っています。
「テスト本番になると緊張するからできない」
この短い一文の中に、「練習ではちゃんとできたんだよ？」「緊張してできなくなるのは自然なことでしょ？」「緊張するのは個人の問題なんだから仕方ないでしょ？」「緊張するのは止められないんだから自分は悪くないでしょ？」という言い訳が、これでもかと詰め込まれてるんです。ある意味すごくないですか？(;・∀・)（捉え方が少し辛辣すぎるか？）
テスト本番で緊張するというのがウソというわけではないでしょう。テスト本番になれば緊張もするでしょう、大人だって試験の時には緊張しますしそれはみんな同じです。問題は「緊張したからできなかった」と口に出すことです。
この「禁断のセリフ」を口にして免罪符として利用する、あまり褒められた行為ではないかなと。これが日常化すると逃げ癖がつきそうで怖いんですよね、極論かもしれませんが。
できなかった事実を受け入れる
まずはできなかった事実を受け入れることが第一歩ではないかなと、個人的にはそう思っています。逃げ道ばっかり作ってないで、できなかった自分と正面切って勝負してこいよ！！ってことです。笑
「緊張していたからできなかった」というセリフそのものも、自分の力を過大評価するようなニュアンスを含んでいる気がするんですよね。それになにより、「緊張」という生理的な反応を引き合いに出されると、それ以上踏み込めなくないですか？「緊張するな」と言っても無理だし、そもそもそんなことを言う指導者はいないでしょうし。
かといって「緊張するのは自然なことだから」と一定の理解を示す対応で済ませてしまえば、なにも変わらないままです。「今のままでいいんだ」と勘違いしたまま終わらせては、あまりにリスクが高すぎます。
こちらの攻め手を完全に封じつつ、けれども自分の逃げ道だけはしっかり残る。アンフェアな感じがするから、このセリフが嫌いなのかもしれません。苦笑
まずは、「思ってもいいけど口には出さない」
究極これかなと。「緊張しちゃったからな～」と思ってもいい、でも口には出さない。まずはここから始めてみてほしいんですよね。言い訳っぽいセリフを口にしないようにするだけでも、だいぶ心持が変わってくると思います。
同じ悩みを抱えている人は、世の中にたくさんいらっしゃるでしょう。緊張を克服したり解決したりする方法も、世の中には掃いて捨てるほど転がっています。不安な気持ちを紙に書き出すとか、柑橘系の香りでリラックスするとか、はたまた薬を服用するとか。
いろいろあるようですが、まずは言い訳っぽく聞こえるネガティブワードを自分から発しないようにすること。いろいろな解決方法を試すのはその後です。
んー、さすがに子供の気持ちに寄り添ってなさすぎかなぁ、、、？でもこれ以上言い訳を重ねられても困るしなぁ、、、。などとブログを書いている間も、終始いろいろな考えがぐるぐるしてました。
とにもかくにも、自分がこれまで書き進めてきた内容を考えるのと同じように、子供たちにも主義主張はあるはずですよね。そうした主義主張を一蹴することがないように、あまり意固地にならず相手からの考えも受け入れてあげられる度量は持っていたいと思います。
なんだか説教臭い記事になってしまいました。ダメですね、読んでてまったく楽しくない。笑
次回はもっと楽しい記事、ためになる記事が書けるように頑張ります(;・∀・)
それでは、今日はこのへんで。
また来週です、最後までご覧いただきありがとうございました。
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塾長プロフィール
■塾長/安田
愛知県稲沢市出身。
明海一熱い指導で通っている、愛知県一宮市にある「明海学院 一宮南部丹陽校」の塾長。塾頭の杉原とは野球仲間で、シーズン中は毎週試合に参加するなど仕事もプライベートも全力投球。生徒にも「勉強も部活も遊びも全部楽しもうぜ！」と、何事もやりきることや達成感の素晴らしさを伝えている。
趣味/野球、ドライブ、スノーボード、読書
大の読書好きで年間１００冊を目標に本を読む。好きなジャンルはミステリー・推理・サスペンスなど。近頃は海外小説・古典小説がお気に入り。
■副塾長 / 照井
愛知県犬山市出身。
高校生時代から教育に興味をもち、大学では教育学を専攻し、小学校・中学校・高等学校の教員免許を取得。
学校での集団指導と個別指導の両方経験から、子どもたち一人ひとりに寄り添った教育がしたいと考え、個別指導に従事することを決意。
子どもたちが通塾することに負担を感じることなく、「明海でなら勉強を頑張りたい」と思えるような、あたたかみがありアットホームな教室を運営していきたいという思いで日々向き合っている。
趣味／音楽鑑賞（邦ロックは幅広く聴いているので、好きなバンドや音楽の話が得意です）
そのほか、ゲームやアニメ、映画鑑賞など趣味は多種多様にあるので、様々な話題を通じて子どもたちと親交を深めていきます。
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