個別指導塾 明海学院 知立校 塾長ブログ

こんにちは。

知立校の小林です。

夏休みが明けてからどんどん増えていた自習生、

先月のテスト前は２月の開校以来最多でした！

そして、テストが終わってからも自習に来続ける生徒も今までより増えました。

テストの直し

学校の解説では分からなかったところの質問

次のテストに向けて

冬休み課題を早く終わらせるため

（もう出ているところもあるんですね）

みんな目的は様々。

そんなみんなの姿を見ていると、こちらも更にやる気が出てきます！

そんな中、先週の金曜日は生徒さんの成長ややる気が感じられる出来事がいくつもありました。

どれをご紹介するか悩むところですが、いくつかご紹介させてください(o^^o)

まずは小学校低学年のＳくん。

いつも、本当はできるのに「できない！」と言ってしまう勉強大嫌いでやんちゃなＳくん。

その日も授業のスタート時は「できない」「やりたくないー」が聞こえてきましたが、

しばらくすると全く聞こえなくなりました。

算数が終わり、苦手な国語になってからも黙々とやっていたので見に行ってみると、

あ、いつもと全然ちがう。

いつもは漢字の書き取りは枠からはみ出てくしゃくしゃに書いているのに、

その日は枠内に、しっかり、丁寧に書けていました。

「今日はちゃんと四角の中に、きれいに書いたね！」と言うと、

「えー、そんなことないー」ともじもじ。

もじもじするなんて、いつものＳくんらしくないなぁ。

少しいじわるで「ねぇねぇ、〇ちゃん褒められるのいやなの？」と言ってみると、「うん」

「そっかー。じゃあへたくそー♪」

「そっちのほうが落ち着く〜(๑´ᄇ`๑)」

「うーん。でも今日は本当に上手に書けてるよ」

「やだー」

そんなへんてこりんな会話をしていると、

担当の講師が私に見えるようにテキストをチラッとめくりました。

ん！？今 “１００” って見えたぞ！！

どうやら力だめしのページが１００点だった模様。

「見せて」と言うと、やはり「やだー」

「分かった！じゃあ褒めないから！！見せて！」

何度かお願いしてＯＫをもらい見てみると、

漢字も文章の読み取りもしっかりできている。

字も丁寧に書けている。

思わず「本当によくがんばったね」と言ってしまうと、

「褒めないって言ったのにー」ともじもじ。

「分かった分かった、へたくそー」

「うん、それ」

終始、周りが聞くと謎の会話でしたが、

いつもと大きく変わったＳくんを見られて嬉しかったです。

ただ、褒められるのが照れ臭くて仕方ないようなので

少ーしずつ褒められることに慣れて、それを嬉しいと思うようになってもらいたいな。

それまで私は適度に褒めることにします。

きっと心の中では嬉しいんでしょうけどね。

Ｓくんとそんなやり取りをして癒されていると、

中３のＫくんが自習をしに来ました。

話しに行けなかったのでジェスチャーで「来たね(*`･ω･´)σ」と合図を送ると、照れ臭そうな笑顔で応えてくれたＫくん。

彼は今まで、どれだけ声を掛けてもなかなか自習に来ることはありませんでした。

しかし前日、学校で三者懇談があり仮の内申が出ました。

当然、今の実力でどの高校に行けるかという話もありました。

その後すぐにお母様と塾長と三者面談。

そこで、今後どうしていくべきか、ということを時間をかけて話しました。

おそらく、学校の三者懇談、塾での面談で、自分の置かれている状況をしっかり認識したのだと思います。

そして、お母様の想いを聞いたこともきっと大きかったのでしょう。

自習に来たＫくんは、いつもと顔付きがちがっていました。

しばらくしてＫくんのもとへ行って話をし、最後に「もし入試までに心が折れそうになっても、先生が引っ張り上げてあげるからね！」と言うと、

「大丈夫っす！俺結構強いんで(o^^o)」

今出たこのやる気。

うまくいかずに悩むこともあるかもしれませんが、

最後までしっかり持ち続けてほしいです。

こちらのサポート態勢は万全！

あと３ヶ月がんばろう！！

長くなりましたがまだまだご紹介したいことがあるので、

また次回ご紹介させていただきます！

最後までご覧いただきありがとうございました。

それでは、ｐａｒｔ２でお会いしましょう♬*゜