こんにちは！いつも知立校のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

本日も模擬試験返却に向けて一人ひとりの分析を進める工藤塾長に代わり、私平戸がブログを更新させていただきます。

今日も夕方から、二人の小学6年生が本当によく頑張っています。

Tくんは授業が始まる前の時間を使って、百マス計算に取り組んでいます。計算が苦手だった彼のために、工藤塾長が「今のTくんには、まずこれが必要だ」と判断したものです。

授業前のわずかな時間を、自分の課題克服のために使う。最初は戸惑っていたTくんでしたが、今では黙々と、集中して取り組む姿があります。

隣のAくんは、授業が終わった後も教室に残って、文章を読み取る力を高めるためのプリントに向き合っています。

算数の文章題で「何を聞かれているか分からなくなる」という課題があったAくん。

実は、式の立て方の問題ではなく、問題文を正確に読み取る力が不足していたのです。

帰宅できる時間になっても、しっかり残って取り組む。その姿勢が、Aくんを少しずつ変えています。

二人とも、中学生になるのは来年の4月。

苦手なことは違う。取り組んでいることも違う。

でも、二人には共通していることがあります。

それは、「中学に入る前に、今の課題をクリアしておこう」という姿勢です。

知立校開校10年で見えてきたこと

知立校は今年12月で開校10年を迎えます。

この10年間、工藤塾長は小学生がどのようにして中学生になっていくか、その過程をずっと見続けてきました。

小学6年生だった子が中学に入学し、最初の定期テストを受け、部活動と勉強の両立に悩み、そして高校受験を迎える。

その一連の流れを、何百人と見てきた中で、はっきりと見えてきたことがあります。

中学で伸びる子と、伸び悩む子。
その違いは、実は小学6年生の過ごし方にすでに現れているということです。

このシリーズでは、工藤塾長が10年間で気づいた「中学成功の法則」を、小学6年生の保護者様にお届けしていきます。

中学入学後の現実

中学1年生の最初の定期テストは、多くの場合、5月か6月に実施されます。

つまり、入学からわずか1〜2ヶ月後にはもう最初のテストがあるのです。

現在、中学の学習内容は難しくなり、授業のスピードも速くなっています。中学に入ってからゼロからスタートするのは、正直なところ厳しい状況です。

最初のテストで良いスタートを切れれば、自信がつき、その後も良い循環が生まれます。

でも、最初でつまずくと、そこから追いつくのは本当に大変なのです。

これからお伝えしていくこと

では、中学生が最初につまずくのはどの教科なのか。

具体的に何を、どこまで、いつまでにやればいいのか。

中学で成功した生徒たちに共通していたこととは何なのか。

工藤塾長が10年間で見てきた「中学準備で本当に大切なこと」を、これから数回にわたってお伝えしていきます。

中学入学まで、残り約5ヶ月。

この期間をどう過ごすかで、お子さまの中学3年間が変わってきます。

▼次回もぜひご覧ください▼

中学生が最初につまずく教科とは？
具体的な準備方法もお伝えします

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