個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校 塾長ブログ
2018年4月21日
1学期中間試験まで一か月、基本の試験勉強の方法をおさらいしましょう【丹陽、南部、大和、大和南、治郎丸中学区の個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校】
こんばんは、一宮南部丹陽校の安田です。
もうじき新学年がスタートしてから一か月が経過します。4月中はほとんど、もしくはゆったり進んでいた授業も本格的に進み始めます。GWが終わってからの授業はおそらく輪をかけて早く感じるでしょう。
前回の記事にも記載したように現学年初めての定期試験も近づいてきますし、そろそろ試験勉強のことも考え始めていかなければなりません。
そこで今回は、[試験前にやっておくべき基本の勉強方法]というテーマでブログを書いていきたいと思います。最初に書いておきますが、本当に基本的なことから書いていきます。「なんだ、そんなことかよ、、、」と思われた方は大丈夫ですが、そうでない方はしっかり覚えておいていただけると嬉しいです。
試験範囲の予想をつける、試験日程・範囲を把握する
スタートラインです、まずは試験範囲を把握しましょう。
試験週間前では、学校の先生が直接言わない限り試験範囲なんてわかりません(最近だと事前に教えてくれる先生も多いみたいですけど)。どこか塾に通っていれば、試験範囲の一つや二つきちんと把握していらっしゃるでしょうから、そこから情報を仕入れることもできますね。あとはご兄姉とかがいらっしゃればそこからも聞けるでしょうし、情報源はいろいろあるのではないでしょうか。
試験週間に入ってしまえば試験範囲表がもらえます、それを確認しておけば特に問題はありません。ちなみに提出物課題のページだけ確認するのではなくて、きちんと教科書・資料集にも印なり付箋なりをつけておかないと十分とは言えません。すべての教科書や問題集で試験範囲がわかるようにしておいてください、勉強するときの余計なタイムロスを減らすためです。
たったこれだけですが、この[試験範囲の確認]の一手間を怠る生徒が実は多いのです。そしてそういう生徒に限って、試験範囲表のプリントがグシャグシャな状態でカバンから見つかります。正直、試験を舐めてるとしか思えません。
特に新中1生なんかはこの重要性をわかっていないことが多いです。最初ですから無理もないかもしれませんが、保護者の方は注意しておいてください。
取り組むのは提出物課題一択
予想でもなんでも、ある程度の試験範囲が手に入ったら実際に問題に解くステップに移りましょう。当然ですがこれは時期が早ければ早いほどいいです、当たり前ですね。
試験勉強をスタートして、最初に市販の教材に手を付ける人が極稀にいらっしゃいます。なにか意図があってそうしているのならまったく構わないのですが、意図も目的もなく取り組んでいるのであれば、やはり最初に取り組むものは提出物課題をおススメします。
理由はおおまかに二つ。
まず一つ目は、提出物課題をきちんと出せば相応の評定(内申)がきちんと付く、ということ。
二つ目は、中学生対象の教材でダントツに優れているものがあまりない、ということ。
一つ目は言わずもがな。問題は二つ目ですが、これは市販だろうと学校からの配布教材だろうと、そこまで大差はないだろうという個人的な意見からです。もちろん国語の読解力であったり数学の文章題etc何かに特化した教材はあるでしょうが、あくまで最初に取り組むといいのは提出物課題だということだと捉えていただければ大丈夫です。
提出物課題は周回プレイ、最低でも3周はマスト
何度となく塾生に伝えていること、それは提出物課題は最低でも3回やるということです。
1周目=出来る問題と出来ない問題の仕分け
2周目=1周目で出来なかった問題のフォロー、練習量の確保
3周目=時間も意識しつつ総合問題に挑戦、実戦形式で仕上げ
以上のことを狙って、「最低でも3周しなさい」と伝えています。
勉強は基本的に3ステップで完結します。
1.理解する(インプット)→2.定着する(セーブ)→3.実践する(アウトプット)
提出物課題の3周が必要というのも、この3ステップを完結させるためです。最短で完結できればいいのですが、それが出来るのは一学年でも数パーセントの生徒がいるかいないかのレベルじゃないでしょうか。
[理解する]の段階の目標は、その問題を「なんとなく」や「感覚で」ではなくて、きちんと人にロジカルに説明できること。
[定着する]の段階の目標は、頭で理解できたモノを実際にできるモノに昇華させること。
[実践する]の段階の目標は、制限時間内にどれだけ正しく、どれだけ多く紙に書き落とせるか。その練習を繰り返すこと。
各段階の目標を達成するために3周で足りなければ、周回の回数を増やすなどしてアレンジしてください。新中1生は各段階の目標達成のために、自分がどれだけ時間をかけないといけないか、なんてわかりませんよね。だからこそ試験勉強のスタートタイミングを早くすることを強く勧めたいのです。
長良校の石井先生もアウトプットについて記事を書かれています、奇遇ですね。とてもいい内容ですので、ぜひとも目を通してみてください。
自分の試験勉強は、テストで通用しますか?
テスト前に、色ペンを使って綺麗にノートまとめをしている人がいます。ノートをじーっとただ眺めている人がいます。乱暴に言うとこれらは「勉強」ではありません、ただの作業です。
作業をどれだけ繰り返しても点数には結び付きません、ただ作業の能率が上がるだけです。やっている本人も薄々わかっているはずです、でもそれを変えようとしないだけで。
稀に記号問題のアとかイとかの選択肢を何度も書いている生徒います、至極真面目な顔をして「間違い直しをやっています」と。自分が勉強をしているとき、今やっている勉強はテスト本番で活かされるか、必ず意識してください。意識して取り組むことで、無駄な行為もなくなっていくはずです。今度の1学期中間試験で、少しでもその足掛かりが掴めることを願っています。
それでは、今日はこのへんで。
また来週です、最後までご覧いただきありがとうございました。
□■□明海学院・ゼミナール 5校舎同時開校□■□
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カテゴリー: 中学生の勉強 塾生、保護者の皆様へ 小学生の勉強 生徒へ伝える勉強方法
塾長プロフィール
■塾長/安田
愛知県稲沢市出身。
明海一熱い指導で通っている、愛知県一宮市にある「明海学院 一宮南部丹陽校」の塾長。塾頭の杉原とは野球仲間で、シーズン中は毎週試合に参加するなど仕事もプライベートも全力投球。生徒にも「勉強も部活も遊びも全部楽しもうぜ!」と、何事もやりきることや達成感の素晴らしさを伝えている。
趣味/野球、ドライブ、スノーボード、読書
大の読書好きで年間100冊を目標に本を読む。好きなジャンルはミステリー・推理・サスペンスなど。近頃は海外小説・古典小説がお気に入り。
■副塾長 / 照井
愛知県犬山市出身。
高校生時代から教育に興味をもち、大学では教育学を専攻し、小学校・中学校・高等学校の教員免許を取得。
学校での集団指導と個別指導の両方経験から、子どもたち一人ひとりに寄り添った教育がしたいと考え、個別指導に従事することを決意。
子どもたちが通塾することに負担を感じることなく、「明海でなら勉強を頑張りたい」と思えるような、あたたかみがありアットホームな教室を運営していきたいという思いで日々向き合っている。
趣味/音楽鑑賞(邦ロックは幅広く聴いているので、好きなバンドや音楽の話が得意です)
そのほか、ゲームやアニメ、映画鑑賞など趣味は多種多様にあるので、様々な話題を通じて子どもたちと親交を深めていきます。
特技/けん玉