個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校 塾長ブログ
2018年7月14日
反抗期の子供への声掛け、私ならこうします【丹陽、南部、大和、大和南、治郎丸中学区の個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校】
こんばんは、一宮南部丹陽校の安田です。
校舎近隣そして保護者様ネットワークで「あそこ(ウチの塾)の塾長さんとにかく明るいよね。笑」などというウワサが流れているようです。最近面談をお取りした保護者の方から直接言われましたので、おそらく本当のことかと。まったく、、、誰がそんなウワサを流しているか知りませんが、なんてウワサを流してくれるのですか。照れるじゃないですか。笑
こんなことばっかり言っているから生徒からも「先生チャラいよね!」などと言われるんでしょうね、はい自重します(する気ない)。
さて、ここからは真面目モードでいきます。
つい先日のこと、中学2年のお子様をもつ保護者の方と面談をお取りしました。
1学期中の取り組みだとか学校での様子などなど、一見テンプレートとも思えるやり取りを交わす中で、「反抗期真っ最中の子供への声掛け」というトークテーマが出てきました。その場では意見というか私の考えをあらかたお伝えしたのですが、せっかくなので自分の考えを記録として残す意味も含めてブログにしてみようと思い立ったのです。それが今回のタイトルですね。
基本的に私という人間は、良く言えば好奇心旺盛、悪く言えばすぐ影響を受ける人間だと思っています。読書で得た知識とかは、すぐ使いたくなる性格。笑
なので、何かに対する意見であるとか対策テクニックみたいなものは、割とコロコロ変わるんです。それでも、ある時の自分はこういう考え方をしていたんだなと振り返るために、記録としてこういったブログを残してもいいかなと思うのです。
保護者の皆さんの参考になるかどうかは、正直まったくわかりません。所詮、第三者の人間が言うことなので、そもそも親御さんとは立場が違います。保護者と学習塾の人間、そうした立場の違いが前提にあることを踏まえた上で、お読みいただければ幸いです。それでは参ります。
そもそも反抗期ってなに?
精神発達の過程で、著しく反抗的態度を示す時期。ふつう、自我意識の強まる3~4歳の時期および青年前期の2期があり、前者を第一反抗期、後者を第二反抗期という。
(デジタル大辞泉より引用)
3~4歳の反抗期が、いわゆる「イヤイヤ期」というもの(こちらも大変です)。我々が主に対応することになるのは後者の「青年前期」、中学生や高校生の反抗期はこちらを指します。第二反抗期がちょうど中高生の時期と被りますので、思春期=反抗期と思われがちですが、決してそういうわけではないようです。
なぜ親の言うことは聞かないのに他人の話は聞くのか
「塾の先生の言うことは素直に聞くみたいなんですけど、、、」「私(保護者)が言っても聞かないので、塾の先生から言ってやってくれませんか?」
こういったセリフは塾を運営している人間ならば、保護者から一度は言われるセリフ(のハズ)です。しかも結構な頻度で。
同じ大人から言われることなのに、なぜこのような違いが生まれるのか。「四六時中(?)一緒に過ごす家族」と「週1や週2程度の付き合いしかない塾の先生」という、立場が違うことももちろんあるでしょう。
なにかを伝えるときに、親と子供という完全ストレートな上下関係ではうまくいかないことも多いです。それに対し私たち塾の人間と子供(生徒)の関係性は、上下関係があったとしてもストレートではありません。若干斜めになっているような、そんな上下関係です。カッコつけた言い方をするなら、私たちは子供にとってメンター的存在である、ということになるわけです。
会社という組織で例えてみましょう。
ストレートな上下関係ががある親と子供ではまるで、上司と部下のような関係。それに対して塾の先生は斜め上からアドバイスを差し出す存在、言ってみれば他部署の先輩のような関係。「親が言うより塾の先生が言ったほうが素直に聞く」といった状況が生まれるのは、こういった関係性があるからだと考えています。
いかにして子供のメンターとなるか
結論から言えば、子供のメンター的存在となるために、私たちがやっていることは「勉強とはまったく関係ない雑談」です。塾の人間だから子供のメンターになれる、というわけでは絶対にないと、個人的には思っています。
部活の話や好きな芸能人の話、スポーツの話(W杯とか)や漫画やゲームの話、はては恋愛の話まで。。。そういった勉強のべの字も出さないようなトークをすることを心掛けています。信頼関係、少なくとも言ったことを「あー、そうなのかなぁ」と受け止めてくれる関係を築くためには必要なことです。
立場関係なく雑談をすることは難しくないです、その上でメンターとしてのポジションを確立できれば良い方向に転がる、私はそう考えています。
勉強のことを話すときには
どうしても勉強について触れなければならない、話さずにはいられない、そんなときだってあるでしょう。我々だってそうです、むしろ勉強について話さないなんてことができるわけありません、だって塾ですから。笑
ならば反抗期の生徒に対して、はたしてどう勉強についての声掛けをするのか。私自身は「○○するといいかもね」と、かなりやんわりとしたニュアンスで伝えるようにしています。なぜそのようなニュアンスなのか、それはそもそも私自身が「反抗期=余裕がない時期」と認識しているからなんです。
毎日の学校の授業、日々難しくなっていく勉強、日増しにハードになる部活、時々刻々と変化する友達模様、家族との関係性、気になる異性の動向。。。まだまだ精神的に未成熟な中高生たちが、これだけのことを上手く処理しきれるでしょうか?私は無理だと思います、だって今の私ですらこんなに悩みがあったら精神的に辛いですもの。苦笑
余裕がない上にさらに、「あれしなさい、これしなさい」などと言われたらそれは反発したくもなります。だからこそ「受け止めてくれても受け止めてくれなくても、どちらでもいい」というスタンスの声掛けをすることを心掛けているんです。
諦めずに子供に寄り添いましょうとか、もっと子供の目線で考えましょうとか、そういった抽象的な話はあまり意味がないよなと思い、割と具体的なことを書いたつもりですがいかがだったでしょうか。
「反抗期を上手くいなす第一歩として、子供に余裕がないことを理解する」というのが私の今回のテーゼ(説)になります。しかしながら「余裕がない状況を上手く乗り切る練習をさせるためにも、ある程度の負荷はかけるべきだ」というアンチテーゼもあるでしょう。
正解・不正解ではなく、可能なら生徒に合わせて対応を変えられるといいんですけどね。私にその器量があるかどうかは甚だ疑問ですが、今後も中高生を相手に生業を続ける以上はそういったスキルも身に付けたいです。まだまだ私自身も勉強が必要です、頑張ります。
《各学年定員制 夏に向けて残席のご案内》
中1生 残席2名(先週より1席減)
中2生 残席3名
中3生 残席+α名(席追加もご相談承ります、お気軽にどうぞ)
小4~小6 残席各4名
定員を超えての受付は難しいので、塾をお探しの方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお問合せください。最新の残席状況をお伝えさせていただきます。ページ最下部の電話番号に掛けていただけますと、南部丹陽校の塾長が対応させていただきます。
お名前、学年、お通いの学校名、お子様の現状の成績(大まかにで結構です)をお聞かせいただき、個別説明会(1時間程度)の日時を設定いたします。ご希望の曜日や時間帯の候補をいくつかご準備の上、お電話いただけますと幸いです。
それでは、今日はこのへんで。
また来週です、最後までご覧いただきありがとうございました。
□■□明海学院・ゼミナール 5校舎同時開校□■□
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丹陽中、南部中、大和、大和南、治郎丸中学区の小1~高3・既卒対象
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塾長プロフィール
■塾長/安田
愛知県稲沢市出身。
明海一熱い指導で通っている、愛知県一宮市にある「明海学院 一宮南部丹陽校」の塾長。塾頭の杉原とは野球仲間で、シーズン中は毎週試合に参加するなど仕事もプライベートも全力投球。生徒にも「勉強も部活も遊びも全部楽しもうぜ!」と、何事もやりきることや達成感の素晴らしさを伝えている。
趣味/野球、ドライブ、スノーボード、読書
大の読書好きで年間100冊を目標に本を読む。好きなジャンルはミステリー・推理・サスペンスなど。近頃は海外小説・古典小説がお気に入り。
■副塾長 / 照井
愛知県犬山市出身。
高校生時代から教育に興味をもち、大学では教育学を専攻し、小学校・中学校・高等学校の教員免許を取得。
学校での集団指導と個別指導の両方経験から、子どもたち一人ひとりに寄り添った教育がしたいと考え、個別指導に従事することを決意。
子どもたちが通塾することに負担を感じることなく、「明海でなら勉強を頑張りたい」と思えるような、あたたかみがありアットホームな教室を運営していきたいという思いで日々向き合っている。
趣味/音楽鑑賞(邦ロックは幅広く聴いているので、好きなバンドや音楽の話が得意です)
そのほか、ゲームやアニメ、映画鑑賞など趣味は多種多様にあるので、様々な話題を通じて子どもたちと親交を深めていきます。
特技/けん玉