個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校 塾長ブログ
2019年10月15日
大同大学大同高校 塾向け説明会2019【丹陽、南部、大和、大和南、治郎丸中学区の個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校】
2019年10月の台風19号により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。被災地域と被災者の皆様が、一日も早く普段の生活に戻ることができるようお祈り申し上げます。
改めてこんばんは、明海学院一宮南部丹陽校の塾長、安田です。
本日は名古屋市の南区、大同大学大同高等学校の説明会に参加してきました、そちらのレポートがてらブログ更新を頑張ります。
この大同大学大同高校の説明会は初参加になります。今更ですが、今年の自分のテーマは「知識の幅を広げよう」なので、「遠いから行かなくていいかなぁ」ではなくて「説明会に初参加!新規開拓楽しみ!」な気分であちこちに足を運んでいます。
開催場所となった校舎は名古屋の南区の街の中、車で行きましたが大同特殊鋼の工場がすぐ近くにあるのが印象的でした。外観は一見すると少し地味かなとも感じますが、実際はとても都市型の校舎です。大同大学も近いですが、2021年完成の新キャンパスも建設工事中らしいので、ますますの盛り上がりが見られるでしょう。
さて、本題の大同高校の説明会の内容に移っていきましょう。個人的に焦点としていたのは、普通科と工業科が混在している高校の進路がどう指導されているか。どストレートに言ってしまえば、進学と就職のどちらに振っているのかということです。聖マリア女学院同様、一宮の端っこの校舎でこの情報を使う機会があるのかないのかは別としていますが。苦笑
初めての学校の説明会で得た情報はやはり新鮮に感じます。お届けしたい内容はたくさんありますが、なるべくコンパクトに、重要な点に絞ってお届けしたいと思います。
興味のある方はしばしお付き合いください、それでは参ります。
◆大同高校 説明会レポート◆
原点は地元企業からのバックアップ
現在の大同特殊鋼や中部電力、名古屋鉄道などの中部地区31社のバックアップが、大同の原点とされています。大同特殊鋼、東証一部上場の大手メーカーです。名古屋市南区大同町の地名もこの会社に由来するらしいですし、調べれば調べるほど深みにハマっていきそうです。
工業科の就職先も地元企業が多く目につきます。大同特殊鋼をはじめアイシン・エイ・ダブリュやアイシン精機、トヨタ自動車に名古屋鉄道などなど。名だたる企業に就職している卒業生も多いです、「不況に左右されない」「高卒での就職に強い」と高校側が声高に喧伝しているだけのことはあります。(上から目線)
もちろん学校での評価というか、それなりの成績は求められることは必然です。高卒からの地元企業への就職を目的に、大同高校を選択するのも決して甘い選択ではありませんが、ある程度の期待感をもって目指すのも悪くないかもしれません。
「愛知総合工科高校に匹敵する実習設備があります!」という案内もありました、それがどれくらい凄いのかは素人には分かりかねますが、ともかく凄いことなんでしょう。
愛知県立愛知総合工科高等学校(あいちけんりつ あいちそうごうこうかこうとうがっこう、英語: Aichi Prefectural Aichi High School of Technology and Engineering)は、愛知県名古屋市千種区星が丘山手に2016年(平成28年)4月に開校した公立の工業高等学校である[1]。 愛知県立愛知工業高等学校と愛知県立東山工業高等学校を統合して東山工業高校の敷地内に建設された[広報 1]。
国の「国家戦略特別区域」制度を活用し[2]、2017年(平成29年)4月に専攻科が名城大学を指定管理法人として全国で初めて公設民営化された[3]。
2016年(平成28年)2月に竣工した[6]。 校舎自体が「生きた教科書」となるよう、天井には電気などの配線や配管がむき出しにされ、コンクリート打ち放しを多用されている[4]。 唯一入札に応じた戸田建設と名工建設の共同企業体が112億円で建設を請け負った[6]。
また、コンピューター制御式工作機械やレーザー加工機などの揃えられた自動制御実習室や、元素分析まで可能な電子顕微鏡などの研究機関やメーカーに匹敵する実験・実習用の機材が整えられたことも開校時の大きな特色となっていた[4]。 (Wikipediaより引用)
Wikipediaにもあるように、愛知総合工科の機材レベルは相当に高いみたいです。それに匹敵するくらいなんですから、それはアピールしたくもなりますよね。そうしたハイエンド機材を用いての実習を経て、企業への就職が実現しているという一面もあるでしょうし、これからもモノづくりの現場を支えていってほしいです。
普通科は3コース編成
大まかに大同高校の普通科コースをお伝えしましょう。
◇普通科
・特進エクセレントコース
文系・理系それぞれ国公立、難関私大合格を目指す
・大同大学進学コース
大同大学以上、有名私大合格を目指す
・文理進学コース
大同大学、有名私大合格を目指す
以上が大同高校に設置されている普通科とそのコースです。
特筆すべきは特進エクセレントコース、こちらは部活動の参加が実質不可能です。週35時間の授業と土日の補習、2年と3年の夏休みは学習合宿など受験に向けてガチンコで勉強です。20名の少人数編成、個別指導に近い学習スタイルというのも特徴ですね。
部活動参加は担任や部顧問の先生との話し合いで決まるのだとか、ここまでくると最初から部活動参加は考えない方がいいですね。説明担当の先生曰く「特進を選ぶなら覚悟をもって!」とのことです。苦笑
残りの大同大学進学と文理進学では、ともに大同大学への進学も視野に入れつつ有名私大の合格を目指します。
それから普通科には俗にいうスライド合格があります、出願の際に希望するコースについて[1]~[3]までの志望順位を記入することでスライドが実現します。スライドを希望しない、第一志望のみの場合はそのコースに[1]と記入すればオッケーらしいです。
書けばスライド、書かなければ一発勝負。それぞれご家庭の状況に合わせて、上手に出願方法を変えていくといいですね。
工業科は2科5コース編成
続いて大同高校の工業科コースです。
◆工業科
機械科/生産システムコース(CAD、CAM)
機械科/電子機械コース(ロボット)
機械科/大同大学進学コース
電子情報デザイン科/電子情報コース(ハードウェア)
電子情報デザイン科/情報デザインコース(デザイン系ソフトウェア)
以上が大同高校に設置されている工業科とそのコースになります。
細かくコース分けされていますが、工業科1年次は全員が同じカリキュラムで1年間を過ごします。工業の基礎を幅広く学習するターンですね。教職員との面談を繰り返し実施、専門分野の概要や自分の適性を把握したうえで2年次からのコースを選択します。
大同高校ならでは、手厚いキャリア教育の一環です。「中には主体性が低い生徒もいるので、きちんと本人の希望と目標に沿ったコースを提案しています」というのが説明としてありました。確かに、高校1年生にきちんと進路を選択する力が十分かつ全員にあるかと言ったらNOでしょう。「友達と一緒のコースにするわ」なんて、甘く考えてしまう生徒がいても不思議ではないですから。
きちんと個々人の希望や目標に合ったコースを提案してもらえるなら、送る側としても心強いです。生徒自身が悔いのない選択ができるように導いてほしいですね。
一宮からはおよそ1時間の通学
Googleマップで調べてみると、名鉄一宮駅からは1時間かそれ以下の通学時間です。この時間を長いと捉えるか短いと捉えるか、判断が分かれそうですね。
大同町駅から校舎まではほんの2分か3分の立地です、かなり近いですよね。大同町駅まで行ってしまえばあとは楽なんでしょうが、一宮からそこまで行くのがちょっと大変です。
乗り換え一回で済むから体感としては楽かもと思ったりするんですが、今日も実際に電車に乗って行ったわけじゃありませんからね。あまり憶測で物を言ってはいけませんから、あとは読者の皆さんの想像、解釈にお任せします。
入試基準その他は面談の席で
以上が今回の説明を聞いた上で、特に重要そうだと感じた内容となります。魅力あふれる学校ですが、この一宮からはやはり通学アクセスの問題が立ちはだかります。そこさえクリアまたは条件を呑むことができたら、十分選択肢に入る高校だと思います。
私学らしく充実した設備と資格・検定取得のサポート体制、手厚いサポートも期待できますし校則もそこまで厳しいわけではなさそうです。
一宮周辺学区だけでも、一宮工業を筆頭に多様な工業高校があります。ですが「地元企業と関わりの深い大同でこそ可能な学びもあるのでは?」などと、今日の説明会に参加してそう思ってしまうのは、すっかりこの高校に魅せられてしまったからなのでしょうか?笑
あ、そういえば説明会資料と一緒に頂戴したものの中にこんなものがありました。
なんと高校名入りのハサミ!!さすがにここまでのものが入っているとは予想外です。笑
カッコいいですよね、この「いかにも金属を削り出して作りました感」良くないですか?ひょっとして学生さんが作ったのかな、もしそうならロマンあるなぁ、などと妄想しながらありがたく使わせていただこうと思います。
いただいたハサミ、大切に使います。ありがとうございました!
さて、戯言はともかく上記以外の情報は面談の席でゆっくりとお話しさせてもらうとしましょう。大同高校に興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
少しでも価値のある情報を、もれなく伝えられるよう頑張っていきます。
引き続き名古屋方面の私立高校の情報も貪欲に吸収していきたいです、チャンスがあればまた足を運びます。その時はまたこのようにレポートとして記事を残しますので、お楽しみに。
この記事が一人でも多くの方にとって、役立つもの・価値のあるものであることを祈っています。
一宮木曽川東校が11月に新規開校!!
それでは、今日はこのへんで。
また次回、最後までご覧いただきありがとうございました。
《各学年定員制 2学期に向けて残席のご案内》
中1生 残席6名
中2生 残席4名
中3生 受付停止(定員に達したため受付停止となります)
小4~小6 残席各3名
定員を超えての受付は出来かねますので、塾をお探しの方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお問合せください。最新の残席状況をお伝えさせていただきます。ページ最下部の電話番号に掛けていただけますと、南部丹陽校の塾長自ら対応させていただきます。
お名前、学年、お通いの学校名、お子様の現状の成績(大まかにで結構です)をお聞かせいただき、個別説明会(1時間程度)の日時を設定いたします。ご希望の曜日や時間帯の候補をいくつかご準備の上、お電話いただけますと幸いです。
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丹陽中、南部中、大和、大和南、治郎丸中学区の小1~高3・既卒対象
個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校
[お問い合わせ電話番号]
0586-85-7719
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カテゴリー: 入試の情報 塾長による高校説明会レポート 愛知県の高校入試 高校の情報
塾長プロフィール
■塾長/安田
愛知県稲沢市出身。
明海一熱い指導で通っている、愛知県一宮市にある「明海学院 一宮南部丹陽校」の塾長。塾頭の杉原とは野球仲間で、シーズン中は毎週試合に参加するなど仕事もプライベートも全力投球。生徒にも「勉強も部活も遊びも全部楽しもうぜ!」と、何事もやりきることや達成感の素晴らしさを伝えている。
趣味/野球、ドライブ、スノーボード、読書
大の読書好きで年間100冊を目標に本を読む。好きなジャンルはミステリー・推理・サスペンスなど。近頃は海外小説・古典小説がお気に入り。
■副塾長 / 照井
愛知県犬山市出身。
高校生時代から教育に興味をもち、大学では教育学を専攻し、小学校・中学校・高等学校の教員免許を取得。
学校での集団指導と個別指導の両方経験から、子どもたち一人ひとりに寄り添った教育がしたいと考え、個別指導に従事することを決意。
子どもたちが通塾することに負担を感じることなく、「明海でなら勉強を頑張りたい」と思えるような、あたたかみがありアットホームな教室を運営していきたいという思いで日々向き合っている。
趣味/音楽鑑賞(邦ロックは幅広く聴いているので、好きなバンドや音楽の話が得意です)
そのほか、ゲームやアニメ、映画鑑賞など趣味は多種多様にあるので、様々な話題を通じて子どもたちと親交を深めていきます。
特技/けん玉