個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校 塾長ブログ

こんばんは。

明海学院一宮南部丹陽校の安田です。

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南部丹陽校では、自習に来た生徒の私語は禁止としています。

勉強に関係することであろうとなかろうと、自習に来たからには喋らず黙ってやろうね、のスタンスです。(/・ω・)/

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そうしたスタンスというかルールでもって教室を運営していますが、まぁ中学生が友達と一緒に教室に来て、隣同士で座って喋らないわけがありません。そんなことは想定内です。

逐一「黙ってやんなよ」といったところで、うるさい塾長が視界から外れたらまた小声で喋りだすのも想定の範囲内です。笑

というわけで、テスト前で自習が増えているまさに今、自習生への対応についてこちらの意図も交えつつ書いていこうと思います。

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攻めるのはゆっくりと

コソコソと喋っているのを見つけたら、まずはごく自然な風を装って介入します。

「言ってなかったかもしれないけど、自習中は私語禁止だからよろしくね」

「なにかわからない問題でもあった？友達に聞いてた？（自分で）よければ質問対応するけど、大丈夫そう？」といった感じで、まずはそれとなく私語を止めさせるように動きます。

それはもう包み込むようにふんわり優しく。笑

ちなみにこの時点ではワンアウト、まだまだ序の口です。

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次に同じ生徒同士で私語を見つけた場合はツーアウト。

「二度目の注意ね、自習中は私語禁止だって伝えたはずだよね」と再度伝えます。

この時点から声を低めに、そしてかなり語気を強めて話します。

この時点でだいたいの生徒はバツが悪そうに、私語をやめて目の前の問題に取り掛かります。

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スリーアウトで説教モード突入

が、やはり中にはそれでもめげずに（？）友達との私語を続けようとする猛者もいます。

こうなったらもうスリーアウト、こちらも本気で説教に取り掛かります。

「一個だけ聞いていい？」

「キミらずっとコソコソ喋ってるけどさ、お互い相手の成績に責任取れるの？」

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お互いがお互いの勉強時間を奪い合ってるけど、その辺わかってる？

仮に相手の成績が下がったとして、そのことについて責任取れる？

責任取れないんだったら、今すぐ相手の時間を奪うような真似はやめた方がよくない？

こんな感じのことを無感情で話します、そう無感情で。笑

ちょっと卑怯な言い方かもしれませんよね、連帯責任にするような感じで。

ただ、これまでもいろいろ話してきた中で、正直これが一番効くセリフかなと思っています。苦笑

個人的に、想像力の欠如が一番よくないかなと感じていて。

風が吹けば桶屋が儲かるとかバタフライエフェクトではないのですが、自分の行動がどんな結果をもたらすか、周囲にどんな影響を及ぼしてどんなことに繋がるのか、常に自分事として考えてほしいなと思っています。

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仕方ないんですけどね、ただでさえ中学生なんて時間を無限に感じる年ごろでしょうし。

大人だって逐一周囲に与える影響を慮って、自分の行動を考えたりすることはしませんし。笑

考えるきっかけになればいいやって感じで、ゆっくりとキツめの言葉をかけるようにしています。

「私語すんな！」って怒鳴ってもいいんですけど、教室の雰囲気が悪くなるので個人的に好みではありません。(∩´∀｀)∩

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もちろん授業入れ替えのための10分インターバル中は特に問題ありません。

授業を担当してくれる先生や、一緒に塾に来る友達との雑談、大いに結構です。

ただし、塾に勉強をしに来たのなら、少なくともその時間くらいは黙ってやろうぜと。(｀・ω・´)

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個にフォーカスすることが多いですが、教室全体で考えた場合どう対応するのが最善か考えることも大切にしていきたいです。

せっかく大人数が一か所に集まるんですから、ミラーニューロン効果を狙ってみたいのも理由としてちょっとあったりします。

ミラーニューロン（英: Mirror neuron）とは、霊長類などの高等動物の脳内で、自ら行動する時と、他の個体が行動するのを見ている状態の、両方で活動電位を発生させる神経細胞である。他の個体の行動を見て、まるで自身が同じ行動をとっているかのように”鏡”のような反応をすることから名付けられた。他人がしていることを見て、我がことのように感じる共感（エンパシー）能力を司っていると考えられている。このようなニューロンは、マカクザルで直接観察され、ヒトやいくつかの鳥類においてその存在が信じられている。ヒトにおいては、前運動野と下頭頂葉においてミラーニューロンと一致した脳の活動が観測されている。（Wikipediaより引用）

言ってしまえば、誰かの姿を見ているとまるで“鏡”のように、自分もその視界に入った他人の動作と同じような動作になってしまうという現象らしく。

皆さんも実感としてあるんじゃないでしょうか。自習室とか図書館とか人がたくさん勉強している場所に行くと、なんだか自分もやる気が湧いてくるみたいなやつ。

あれがまさにミラーニューロンの作用にあたります、やはり静かで勉強もできる図書館は偉大です。

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「塾に行ったらなんかやる気出るんだよね」みたいな場所にするためには、一人ひとりが黙々と勉強を続けるしかありません。

自分が黙って勉強すれば、次に来た自習生もそれに引っ張られて黙って勉強する。連鎖式にいい雰囲気を作っていくことができれば、学習塾としては一つの完成と言えるんじゃないでしょうか。

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まだまだ長く険しい道かもしれませんが、いつかそんな学習塾になれる日を夢見て。(∩´∀｀)∩

今のところは来週のテスト終了まで、一人でも多くの生徒が自分を律して自習してくれることを期待しています。

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今日は自習生対応について、ざっくり考えていることをお届けしました。

また次回、最後までご覧いただきありがとうございました。

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