個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校 塾長ブログ

こんばんは。

明海学院一宮南部丹陽校の安田です。

今日の夕方、最近よく自習にくる中2生男子のSくんから質問がきました。

ちなみにこのSくん、誰よりも熱心にポッキー＆プリッツ争奪戦を楽しんでいた生徒でもあります。笑

「塾長、受験の準備って何したらいいですか？」

わお、中2生のこの時期から早くも受験を意識するとは。素晴らしい心がけじゃないですか。

というわけで今回は、現中2生が今から始める受験準備について、勉強以外のところも含めた全体的な流れをまとめていきたいと思います。

task.1　志望校を決めよう！

まずは目標地点を設定していきましょう。

いろいろな高校についてリサーチをするのも、このタイミングだと時間的にも余裕がありますね。

公立高校、私立高校、通学時間、通学方法、自分の適性、自分がやりたいことetc

適性という点については、身近な人に聞いてみるのも一つの方法です。

「俺って普通科と専門学科だったら、どっちに進学した方がいいと思う？」「ガチガチの校則があるところか、ゆったり目な校風のところか、どっちが合ってると思う？」

ストレートに聞いてみて、忌憚のない意見をもらえるといいです。自分を客観的に判断するのはなかなか難しいです、ここはおとなしく第三者のアドバイスに耳を傾けましょ。笑

さらに言えば、話の流れで家庭の意向も確認できると尚良しです。(・∀・)ﾅｵﾖｼ!

電車通学はオッケーなの？私立への進学はお父さんお母さん的にはどうなの？

この機会に家庭の方針もまとめて、高校選択の方向性を固めていきましょう。

task.2　学力差を把握しよう！

志望校をある程度絞ることができたら、合格に必要な学力レベルを把握しましょう。

これはネットの情報を鵜呑みにするのではなく、塾に確認するのが確実でしょう。ネットの世界は玉石混淆、質のよい情報もあればそうでない情報もあります。最新の受験情報を反映したデータを収集していきましょう。

「●●高校の合格に必要な学力の目安はどれくらいですか？内申点はどれくらい必要でしょうか？」

愛知県内の塾で、愛知全県模試を採択している塾であれば、これくらいの情報はすぐ出してくれます。

実力（偏差値）が足りないのか、それとも内申点が足りないのか。不足しているものを把握して対策を進めましょう。

task.3　成績を上げていこう！内申点編

上のtask2で把握した学力差を埋めていくための作戦を立てていきます。

まずは内申点が不足している場合を考えていきます。

このブログでも何度か書いたことがありますが、内申点を上げるための最大のヒントは学校の先生が（自分の成績について）どう思っているかに依るところが大きいです。

自分は、

①授業態度もよく、②提出物もちゃんと出しており、③テストの点数もそれなりに取れていると思っている。

対して担任の先生は、

①もう少し積極的に授業に参加してほしい、②途中式を書いてないなど手を抜いている箇所がちらほら、③あと10点くらいは点数を取ってほしいと思っている。

例えばの話になりますが、悲しいほどのすれ違い様ですよね。笑

こうした事態を避けるためにも学校の先生に聞くことは割と重要じゃないかなと思ってたりします。

「先生の科目で今よりも内申を上げるためには、何に力を入れていくといいですか？」

方向性を定めるためにも、得られるヒントは貪欲に回収していきましょう。

task.4　成績を上げていこう！実力編

次は実力が不足している場合を考えます。

言い換えれば試験において点数を取るためにどうするか。これにはやはり、普段から学校の授業の理解度を高めていくことが何よりも重要です。

”分かったつもり”をゼロにして、多くの問題を自力で解ける状態に持っていくことです。そしてそのために使う教材は学校の問題集、多くても通っている塾の教材をやり尽くすようにすれば問題ありません。

むやみやたらに市販の教材に手を出すのが悪手だというのは教育業界の定説。1冊の問題集を完璧に仕上げることを意識していきましょう。公立だろうが私立だろうが、高校入試における出題範囲は中学校の学習指導要領の範囲内です。

問題を解く正確さとスピードを上げる工夫は必要ですが、難問奇問に対応する必要はありません。”受験”というワードに踊らされず、定期試験への対策と同じく基本に忠実に勉強を進めていくことを意識していきましょう。

中2生が今から受験に向けてやること、意識していくことをまとめてみました。

とはいえ、何よりも大事なのは今回のSくんのように定期的に自習に来る事であり、受験成功に向けてのヒントを貪欲に収集しようとするその心意気なのではないだろうかと思うわけでして。(*‘∀‘)

彼の勉強に対するモチベーションをキープしていけるように、できる限りサポートしていきたいと思います。

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今日は中2生Sくんの質問から、受験に向けてのテーマでお送りしました。。

また次回、最後までご覧いただきありがとうございました！

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