個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校 塾長ブログ
2025年6月12日
聖マリア女学院 塾向け説明会2025【丹陽、南部、大和、大和南、治郎丸中学区の個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校】
こんばんは。
明海学院一宮南部丹陽校の安田です。
今日は岐阜の聖マリア女学院中学校・高等学校の説明会に参加してきました。
前回ブログ記事に載せたのは2023年です。
昨年2024年は都合がつかず説明会の参加は断念しましたので、2年ぶりの参加になります。
岐阜市内だけでなく隣接遠方の市町村からも通学者が多いですし、愛知県から通学する生徒も一定数います。
そうした生徒向けに各方面へのスクールバスが出ていますので、利用できるなら利用した方がいいでしょう。
電車で通うにしても、JR岐阜駅もしくは名鉄岐阜駅まで行って、そこからスクールバスが無難です。
あまり一宮市の中学生から注目される学校ではありませんが、個人的には魅力的な女子校だと感じています。
キリスト教の学校という面で他校にはない魅力もあります。
そうした点をお伝えできるように、今日の説明会で得た情報をさっくりとお届けします。
聖マリア女学院中学校・高等学校
説明会レポート2025編
他者のために生きる
聖マリアでは授業の一環として聖書を学ぶほか、聖書朝礼やチャペルの祈り、練成会など。
肌でキリスト教に触れる機会を多数設けています。
唯一神の信仰のほか、隣人愛だったり個々の尊重を重んじるのがキリスト教の価値観。
この世界観や価値観を大事にするために聖マリアでは、
- 稲穂のような謙虚さ
- 菜の花のようなあたたかさ
- ひまわりのような明るさ
- 野の百合のような素朴さ
- 雑草のような力強さ
五つの生徒像を目指しています。
説明会で学校長先生がしきりに仰っていました。
「他者のために生きる」ことができるような指導を大事にしていることが伝わってきますね。
こういう時代だからこそ、昔ながらの情操教育にはかけがえのない価値があると思っています。
学校規模は小さめ、だがそれがいい
2026年度の聖マリア女学院中学校の定員は70名を予定、これまでは90名でしたので若干減ります。
学校側は「60名を超えたら3クラス編成にする」と考えているようで、1クラス30名以下になります。
だいたい1クラス25名前後を想定している形になりますので、規模感としては決して大きいものではありません。
ただ、これくらいの規模感だからこそ細やかな教育ができるとも言えます。
これはむしろポジティブ要素として捉えて問題ないでしょう。(`・ω・´)
英語のマリア
「英語教育の聖マリア」と呼ばれる程度には、語学教育には定評があります。
週6時間の英語授業でアウトプットする時間が多く取られているのは公立中学校にはない特徴かもしれません。
加えて、英語の授業では生徒のレベルや習熟度に応じた教員配置をしているそうです。
英検準1級・2級・準2級・・・それぞれ目指すレベルにあわせて先生を変えることができるのも強いですね。
あとは、私立中学校あるあるの「公立中学校よりも先へ進む先取り授業」を行わないことも聖マリアの特徴です。
基礎基本を重視していること、高等部からの入学者でも安心して授業に入れることを大切にしているそうです。
ちなみに高等部は、中学校からの生徒もすべて含めて生徒数100名を想定。
1クラス25名前後の4クラスを予定しています。
南山大学との「高大連携協定」
南山大学って?
キリスト教のカトリック修道会神言会が開設し、現在は学校法人南山学園が経営する大学である。日本のカトリック教会系大学である。アメリカ合衆国のジョージタウン大学、ノートルダム大学、イギリスのエディンバラ大学、マンチェスター大学、オーストラリアのオーストラリア国立大学、韓国の延世大学、台湾の輔仁大学、香港の香港中文大学など世界の115大学と協定を結んでいる[1]。
南山大学の起源は、明治末期に来日した神言会ドイツ人宣教師ヨゼフ・ライネルスが1932年に設立した旧制南山中学校に始まり、1946年に設立された旧制南山外国語専門学校を経て、1949年に南山大学となる。1995年に修道会を通して兄弟関係にあった名古屋聖霊短期大学を併合。
2022年(令和4年)現在、大学に8学部、大学院に6研究科を設置する総合大学となっている。
南山大学において、神言会士やカトリック信者の教員は少なくはないが、カトリックとほぼ無縁の生活を送る学生や教員も多い。ただし、キリスト教学科の学生でなくても、聖書やキリスト教に関して信仰や理解を深めたり、教会などで祈りを捧げたりすることは可能である。日本国外からの留学生も宗教に関わらず、キリスト教他派教徒、仏教徒、イスラム教徒、ヒンドゥー教徒など多様性に富んでいる。南山大学の教員は、カトリック信徒もしくはキリスト者であることは要件とされていない。(Wikipediaより引用)
2023年度より、キリスト教カトリックの大学として有名な南山大学との高大連携協定を結んでいます。
「高大連携協定ってなんぞ?どんなメリットがあるん?」ってところだと思いますが、一言で言ってしまえば
「推薦枠めっちゃ増えるで!南山大学に進学する大チャンスやで!」
と思ってもらえれば大丈夫です。(∩´∀`)∩
上記協定に基づいた南山大学への進学枠(事実上の指定校)は34名。
加えてカトリック推薦の枠が10名で最大合計44名の進学が可能になりました。
人文 | 6名 |
外国語 | 7名 |
経済 | 3名 |
経営 | 2名 |
法 | 3名 |
総合政策 | 2名 |
国際教養 | 3名 |
理工学 | 8名 |
上記、全学部学科合計で34名です。
この高大連携の特別推薦を使用する場合は学部学科の指定があります(上記から選択)。
一方、カトリック推薦の場合、学部学科は自由に選択可能です。
ちなみに、昨年の卒業生で高大連携推薦を利用して進学したのは10名。
34名の枠があって10名進学、担当の先生曰く「非常にもったいない・・・!!」と悔しそう。苦笑
決して成績上位者のみに与えられるものではなく、ほとんどの生徒が選択できる制度。
個人的に使わない手はないと思いますが、この協定が広く認知されるといいなと思います。
一般的な大学入試選抜で南山大学に進学しようとした場合、ハードルは決して低くありません。
それに対して、聖マリアでの高大連携の推薦は合格率100%、カトリック推薦は合格率85%。
これ凄い数字だと思うんです。
女の子で、南山大学への進学を希望する確固たる理由や信念があれば、聖マリアを選ぶ価値は十二分にあります。
もちろん、高大連携協定の推薦という恩恵を受けるために「高大連携講座」の受講という要件はあります。
2年次:大学訪問+Zoomで講義を受ける
3年次:Zoomで講義を受ける+レポート
各年次で対面やZoomで講義を受け、要件を満たすことで「南山大学特別推薦」受験資格が与えられます。
当然、レポートの提出においては学校のサポートも受けられるので心配は無用でしょう。
指定校推薦枠に歯薬看護
聖マリアには指定校推薦として約500名の枠があり、その中には歯薬看護の学部も存在します。
歯学部、薬学部、看護学部、あわせて50名の枠だそうです。
指定校推薦ですので、高校部における評定平均が学内規定より上であることは必須です。
ただ、学内評定平均の話もうかがいましたが、正直そこまで飛びぬけた成績は必要なさそうです。
概ね平均より上ではあるものの、上位1割とか2割といったレベルの成績は求められていないと感じました。
学校に迷惑になるかもしれませんので、ここでは具体的な数字を出すのは控えます。苦笑
歯学部、薬学部、看護学部への進学も考えたい場合はぜひ指定校の利用も考えてみてくださいね。
さて、ここまでが説明会や資料を見て重要そうだと感じた内容です。
一宮の近隣校舎の記事や、南部丹陽校の過去記事などもあわせてご覧いただければ幸いです。
多角的に判断するときの材料になればうれしいです。
「そもそもどこの私立高校受ければいいのか…」と迷い中の受験生の皆さんへ。
なにかを決めるにしても情報がなければ始まりません。
まずは情報を選ぶ・収集する・理解するところからスタートしましょう。
これからもたくさんの情報をお届けしたいと思います、お楽しみに。
新規お問い合わせはお早めに
- 成績がなかなか上がらない
- 勉強の仕方がわかっていない
- 集団塾の下のクラスで、なかなかついていけない
どのようなことでも大丈夫です。学習に関するお悩みはお気軽に明海の安田までご連絡ください!
お子様の成績に貢献できるよう、指導部隊一丸となって取り組んでいきます。
我々[明海学院]の個別指導に興味のある方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
通塾曜日・時間によっては、すでに追加設定が困難なコマもございます。
予めご了承いただき、学習塾をご検討中の方はお早めにご連絡いただけますと幸いです。
今日は聖マリア女学院中学校・高等学校の説明会記事でお届けしました。
また次回、最後までご覧いただきありがとうございました!
更新《各学年定員制 残席のご案内》
小4~小6 残席4名
中1生 残席6名
中2生 残席5名
中3生 募集停止
定員を超えての受付は出来かねますので、塾をお探しの方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお問合せください。最新の残席状況をお伝えさせていただきます。ページ最下部の電話番号に掛けていただけますと、南部丹陽校の塾長自ら対応させていただきます(お電話の際、「ブログを見た」とお伝えいただけますとスムーズです)。
お名前、学年、お通いの学校名、お子様の現状の成績(大まかにで結構です)をお聞かせいただき、個別説明会(1時間程度)の日時を設定いたします。ご希望の曜日や時間帯の候補をいくつかご準備の上、お電話いただけますと幸いです。
【Googleマップで校舎の場所を確認する】
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カテゴリー: 塾生、保護者の皆様へ 塾長による高校説明会レポート
塾長プロフィール
■塾長/安田
愛知県稲沢市出身。
明海一熱い指導で通っている、愛知県一宮市にある「明海学院 一宮南部丹陽校」の塾長。塾頭の杉原とは野球仲間で、シーズン中は毎週試合に参加するなど仕事もプライベートも全力投球。生徒にも「勉強も部活も遊びも全部楽しもうぜ!」と、何事もやりきることや達成感の素晴らしさを伝えている。
趣味/野球、ドライブ、スノーボード、読書
大の読書好きで年間100冊を目標に本を読む。好きなジャンルはミステリー・推理・サスペンスなど。近頃は海外小説・古典小説がお気に入り。
好きな食べ物/激辛料理
レポートとしてブログにも書いています。
■一宮南部丹陽校/藤田
岐阜県出身。
学生時代に教える仕事に興味を持ち、教育学部へ進学。しかし集団指導の限界を感じ、大手個別指導塾へ就職。教室責任者を務め名古屋エリア、岐阜エリアなどで長年の指導経験をもつ。明海グループに来てからは、本部校である一宮末広校で2年間、一宮今伊勢校や岐阜柳津校の塾長として教室を引っ張ってきた。
生徒目線での指導が人気で、上からモノをいうのではなく、一人ひとりが納得して前向きに勉強が進められるような「サポーター」としての心持ちを大切にしている。
趣味/野球、スポーツ観戦、ドライブ、温泉巡り