こんばんは、一宮南部丹陽校の安田です。

本日は愛知啓成高校の説明会に参加してきました、そちらのレポートがてらブログ更新をさせていただきます。つい先日に大成中・大成高の説明会に参加してきた時と同じ流れですね、「それしかできないのか？」なんて思われたらどうしましょう。笑

開催場所は大成とは違って、高校そのもので実施されます。今年はここ数年でも見たことがないほどに塾の先生方の参加人数が多かったような気がします。渉外の先生ご自身もおっしゃられていましたので、気のせいではないですね。

さて、本題の愛知啓成高校の説明会の気になる内容です。焦点となるのは選抜基準の変動と、新設されて日の浅いグローバルコースの方向性と進路先です。こちらの内容を確実に把握することが、最優先事項かなと思います。

愛知啓成高校は尾張学区の私立高校として、よくもわるくもある程度は成熟しています。規模感であったり仕組みであったり学習であったり、いろいろな部分で「新しくこうします！！」というのは減ってきています。だからこそ愛知啓成がなにか新しく動けば、少なくない範囲で高校入試が動くと、個人的にはそう思うのです。

愛知県（尾張学区）の私立高校入試において、愛知啓成を抜きにして語ることあまりないのではないでしょうか。合格基準など公（おおやけ）にできない情報は除くとしても、多くの方の参考になるのではないかと思います。かいつまんでの説明となる箇所もあるかと思いますが、しばしお付き合いください。それでは参ります。

◆愛知啓成高校　説明会レポート◆

選抜基準に変化なし

結論からお伝えするなら、昨年度と比較して今年の選抜基準に変更はありませんでした。

３年前に廃止したサミッティアコースの合格保証基準が復活するかな、なんて可能性も考えてはいたのですが、結局それもなく基準に変動はまったくない状況です。

仕組みが変化しているということでもありませんので、進路指導をする側にとってみても助かる状況といえば助かるんですけどね。笑

一般入試の方において、サミッティア受験生が普通進学の方へスライド合格する制度も健在です。もちろん選抜基準と欠席条件をしっかりクリアしていることが前提ですけど。

ちなみにサミッティアコースからグローバルコースへのスライド合格はありません、それぞれのコースのコンセプトがそもそも大きく違いますから。

サミッティア→普通進学へスライド合格あり

グローバル→普通進学へスライド合格あり

サミッティア→グローバルへスライド合格なし

このような仕組みです、押さえておいてくださいね。

コンセプトは「日本にいながら、、、」

グローバルコースのコンセプトは、「日本にいながら海外を学ぶ」というものです。どこかの高校と違って、学校全体でそこまで留学留学してないことからも納得ですね。笑

大成高校　塾向け説明会2018【丹陽、南部、大和、大和南、治郎丸中学区の個別指導塾　明海学院　一宮南部丹陽校】

誤解のないように書いておきますが、決して制度的に弱いとかフォロー体制が整っていないなどの理由ではないです。語学研修兼修学旅行（カナダ）だったり、希望者には期間・場所・目的別の海外研修もあります。それにネイティブの先生とトークできるラウンジも設置されているようですし、英検補習も週３回あります。

加えて海外で活躍する社会人の話が聞ける中部経済同友会の特別授業（！）もあるらしいです、ものすごい手厚いですよね。経済同友会の方の話とか、むしろ私が聞きたいわ！！笑

一企業とか特定業種の利害を超えた視点をお持ちの方の話は、純粋に視座が高いんだろうなと思います。海外のビジネストークが聞けるとか、なかなかない機会だと思うなぁ。この１点だけでもすごい魅力に映るんですけど、私だけかな。笑

グローバルコースが目指すところがもう一つ、それが「発信力の強化」です。説明会の冒頭で「本校の生徒は地味な生徒が多い」なんておっしゃってましたが、地味な子が多いというよりは「自己発信・自己表現が得意でない（もしくは方法が分からない）」ということなんじゃないかなと、個人的には解釈します。それを少しでも緩和させるために、あえてこういう言い回しをされているのかもしれません。

単に学力を上げるとか合格実績を上げるという話ではなくて、社会に出てから広い領域で活躍するような生徒を生み出していくのが、グローバルコースの究極の目標といえるのではないでしょうか。

昨年度データと今年度データで見る入試結果

平成２９年度入試と３０年度入試の結果を比較してみます。

■平成２９年度■

サミッティア

国公立現役合格５３.３%

普通進学

四年制大学現役進学率８４.７%

■平成３０年度■

サミッティア

国公立現役合格４８.８%

普通進学

四年制大学現役進学率７７.３%

たかだか２年分を比較しただけなので大した指標にはならないでしょうが、これをもとに来年がどうなるか気にしておくのは面白いかもしれません。個人的にはこの類の数値動向は気にしているので、今年の入試結果が分かる来年の今を、早くも楽しみに待ちたいと思います。

ちなみに昨年の説明会資料の中には、愛知啓成をはじめとする近隣高校の普通進学コース相当を対象とした四年制大学進学率を一覧にした表データがあったんですが、残念ながら今年はありませんでした。「あぁ、やっぱりあの高校の動向は愛知啓成高校も気にしてるんだなぁ」なんて、ニヤニヤ（変態か）ほくそ笑みながら見られるので楽しみにしてたんですけど。笑（・∀・）ﾆﾔﾆﾔ

ちなみに昨年度の資料（載っていたのは平成２８年度入試結果）は、ダントツで愛知啓成の進学率が高かったです。他校は軒並み５０～７０％で推移していたのが、愛知啓成だけは８０％台に載っていましたからね。やはりそのあたりはさすがの指導力・教務力の安定さでしょうか。

さて、ここまでが説明会を聞いて重要そうだと感じた、私の観点でお送りした内容です。一宮末広校の小林塾長が、私とは異なる観点で説明会内容を記事にされてます。よければご覧ください。

愛知啓成高校　塾向け説明会２０１８に参加してきました！【一宮市　中部中　大和中学区の個別指導塾　明海学院　一宮末広校】

進路面談でもたくさんお伝えします

以上が今回の説明を聞いた上で、特に重要そうだと感じた内容となります。

上記以外の情報は面談の席でゆっくりとお話しさせてもらうとしましょう。興味のある方は、前回の大成中・大成高のとき同様、お気軽にどうぞ。

少しでも価値のある情報を、もれなく伝えられるよう頑張っていきます。なかなか岐阜の方の私立高校まで行くのは億劫になってしまいますが、チャンスがあれば足を運んでみたいですね。その時はまたこのようにレポートとして記事を残します。

この記事が一人でも多くの方にとって、役立つもの・価値のあるものであることを祈っています。

《各学年定員制　夏に向けて残席のご案内》

中１生　　　残席３名

中２生　　　残席３名（先週から１席減）

中３生　　　残席１名＋α（先週から１席減、席追加もご相談承ります、お気軽にどうぞ）

小４～小６　残席各４名

定員を超えての受付は難しいので、塾をお探しの方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお問合せください。最新の残席状況をお伝えさせていただきます。ページ最下部の電話番号に掛けていただけますと、南部丹陽校の塾長が対応させていただきます。

お名前、学年、お通いの学校名、お子様の現状の成績（大まかにで結構です）をお聞かせいただき、個別説明会（１時間程度）の日時を設定いたします。ご希望の曜日や時間帯の候補をいくつかご準備の上、お電話いただけますと幸いです。

それでは、今日はこのへんで。

また来週です、最後までご覧いただきありがとうございました。

□■□明海学院・ゼミナール　5校舎同時開校□■□

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丹陽中、南部中、大和、大和南、治郎丸中学区の小１～高３・既卒対象

個別指導塾　明海学院　一宮南部丹陽校

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