個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校 塾長ブログ
2020年6月24日
目指す方向が違う時はとことんやらせてみる【丹陽、南部、大和、大和南、治郎丸中学区の個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校】
こんばんは、一宮南部丹陽校の安田です。
先日、入塾の説明会を行ったご家庭から電話が届きました。
かいつまむと「子供の考えと親の考えが大きく違うんですけど、どうしたらいいんでしょうか。。。」といったお話でしたね。
子供が勉強の意味を見出せなくて、「なんで勉強しないといけないの?」からの「もう通信制の高校でいい」っていうダブルパンチ。
保護者様からしてみたら「おいおい、ちょっと待てよ」な感じになりますよね。(;・∀・)ツライ
おまけに子供が「私、芸能界に入る!」なんて言い出すものだから、ほとほと困ってしまって。。。というのが事の顛末だと。
んー、なんとか勉強に向いてほしい保護者と、まったく別の方向を目指そうとしている子供。
一見すると交わることのない両者の主張、どうやって折り合いをつけていくべきか。ちょっと考えてみましょうか。
異なる主張ならケンカするしかない
いきなり極論で申し訳ありませんが、究極コレしかないと思ってます。笑
ケンカするしかありません、相手をねじ伏せるしかありません。
もちろん暴力は絶対ダメです、主張をぶつけ合ってケンカするのです。
その主張も、ただ単に
「勉強したくない!芸能界に行きたい!」
「勉強しなさい!せめてちゃんとした高校を卒業しなさい!」
のような、脊髄反射的な感情に任せたままの主張では、埒が明かないことは想像に難くありません。
そこで、根拠というほど大げさなものではなくとも、目指すまでのプロセスを明確にして主張することが大切になってきます。
これは子供サイドも親サイドも両方です、じゃないとフェアとはいえませんからね。
芸能界に行きたい!という主張なら、
・俳優や女優、モデルやバラエティタレントなど、どれを目指すか
・養成所に入るのかオーディションを受けるのか
・費用はどれくらいかかりそうか、芸能界を目指す中の生活費をどう工面するのか
・芸能界に入ってからの収入の見込みはどれくらいありそうか、などなど。
数え上げればキリがないですが、何しろTVの向こうの遠い世界です。
いろいろ明確にしておかないと、親サイドも納得できないし安心もできませんよね。
普通の高校に行ってほしい!という主張も同じです。
・そもそも”普通”の高校とは何を指すのか(通信制だってちゃんとした立派な高校ですものね)
・なぜそうした普通の高校の方がいいと思うのか、などなど。
きちんと根拠や意見を揃えてください、そうじゃないとアンフェアになってしまいます。
ガチンコでケンカしないといけないなら、きちんと相手にプレゼンできるくらいの情報を準備しておくべきです。
子供にはハードル高いですし、保護者様も毎日毎日休みなくお家の中のことを回すので大変なのは重々承知しています。
それでも、子供に求めることは親サイドもやるべきかなと。やっぱり親の背中が、子供にとって一番の教材だと思いますので。
調べていくうちに冷静になることもある
お互い主義主張を通すために、いろいろと根拠を探します。
どれくらい真剣に探し集めることができるか、それによって”パッション”というか”熱量”も推し量ることもできますしね。
途中で面倒になったらそれまでだし、その程度なら初めからケンカはするべきじゃないかもしれません。
面倒でしょうが、まぁ流行りの”アクティブラーニング”の練習だと思って。笑
そうこうしているうちに、自分の主張を冷静に見ることができるようになりますし、何か発見できることもあるはずです。
「なんで、普通の高校にばかり縛られていたんだろう。。。」
「芸能界のこと調べてみたけど、想像以上に大変そう。。。」
ひょっとしたら熱に浮かされていただけ、なんてこともあるかもしれませんしね。
大切なのは、自分側の主張を押し通すだけの理由があるかどうか。
そして相手の言い分にもそれなりの理屈があるはずなので、相手の言い分を最初から跳ねのけるのではなく、しっかりとその言い分を聞き、その言い分から揉めている原因を見つけ出していく姿勢が重要なんだと思います。そのための根拠探しです。
それっぽいことを言ってますが、結局は何回もケンカ(話し合い)をするしかないのかなと。
「ばかやろう、親子間でそれができたら苦労ないわ!」なんて声が今にも四方八方から聞こえてくるようです。笑
あえてこういう言い方をしますが、最初に紹介した「なんで勉強しないといけないの?」みたいな考えは、勉強しない・したくない言い訳かなぁと思ってます。
芸能界に入りたいというのも、ちょっと熱に浮かされてしまっているだけの可能性もあるような気がしています。
だからと言って、一蹴するのもちょっと可哀そうじゃないですか?(;・∀・)
子供のことは信じたいし、本人がやりたいことを応援したいっていう親の気持ち。
でも反対に、順調な人生というか平穏な人生を送ってほしいっていう気持ちもきっとありますよね。
そんな葛藤を乗り越えるためにも、子供とのガチンコのケンカもちょっと必要なのかなと思いました。(;^ω^)
ご相談にあたらせていただいた時の内容を、ちょっとデザインし直してお届けしました。
また次回、最後までご覧いただきありがとうございました。
《各学年定員制 残席のご案内》
中1生 残席8名
中2生 残席4名
中3生 残席2名
小4~小6 残席各3名
定員を超えての受付は出来かねますので、塾をお探しの方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお問合せください。最新の残席状況をお伝えさせていただきます。ページ最下部の電話番号に掛けていただけますと、南部丹陽校の塾長自ら対応させていただきます。
お名前、学年、お通いの学校名、お子様の現状の成績(大まかにで結構です)をお聞かせいただき、個別説明会(1時間程度)の日時を設定いたします。ご希望の曜日や時間帯の候補をいくつかご準備の上、お電話いただけますと幸いです。
【Googleマップで校舎の場所を確認する】
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
丹陽中、南部中、大和、大和南、治郎丸中学区の小1~高3・既卒対象
個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校
[お問い合わせ電話番号]
0586-85-7719
受付時間/12:00~21:00(日曜、祝日、月末29日~31日を除く)
住所/愛知県一宮市宮地花池字出町裏66(精文館書店一宮南店すぐ隣)
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
カテゴリー: 教室での指導 教室の日常 教室日記
塾長プロフィール
■塾長/安田
愛知県稲沢市出身。
明海一熱い指導で通っている、愛知県一宮市にある「明海学院 一宮南部丹陽校」の塾長。塾頭の杉原とは野球仲間で、シーズン中は毎週試合に参加するなど仕事もプライベートも全力投球。生徒にも「勉強も部活も遊びも全部楽しもうぜ!」と、何事もやりきることや達成感の素晴らしさを伝えている。
趣味/野球、ドライブ、スノーボード、読書
大の読書好きで年間100冊を目標に本を読む。好きなジャンルはミステリー・推理・サスペンスなど。近頃は海外小説・古典小説がお気に入り。
■副塾長 / 照井
愛知県犬山市出身。
高校生時代から教育に興味をもち、大学では教育学を専攻し、小学校・中学校・高等学校の教員免許を取得。
学校での集団指導と個別指導の両方経験から、子どもたち一人ひとりに寄り添った教育がしたいと考え、個別指導に従事することを決意。
子どもたちが通塾することに負担を感じることなく、「明海でなら勉強を頑張りたい」と思えるような、あたたかみがありアットホームな教室を運営していきたいという思いで日々向き合っている。
趣味/音楽鑑賞(邦ロックは幅広く聴いているので、好きなバンドや音楽の話が得意です)
そのほか、ゲームやアニメ、映画鑑賞など趣味は多種多様にあるので、様々な話題を通じて子どもたちと親交を深めていきます。
特技/けん玉