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2020年11月7日

公立入試制度についての会議まとめが出たよ!【丹陽、南部、大和、大和南、治郎丸中学区の個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校】

こんばんは、明海学院一宮南部丹陽校の安田です。

つい昨日に、愛知県公立高校入試制度の改善に関する検討会議の三回目が行われました。

まとめも昨日に発表されて、授業後に先輩の先生(竹内塾長@明海学院 新清洲駅前校)と電話で二人であーだこーだと話してました。

変わることが明確にイメージできる部分もあれば、ふわふわとした内容であまりイメージがつかない部分までいろいろです。

 

第一回の会議内容をまとめた記事を、コロナ禍真っ只中の6月にブログ更新してましたね。( ゚Д゚)カナリマエ!

過去記事を載せておきますね、あとは当該の教育委員会資料へのリンクも貼っておきますのでよければご覧ください。

 

▼愛知県教育委員会のページはこちら▼

愛知県公立高等学校入学者選抜制度の改善に関する検討会議(第3回)の結果について

▼過去記事はこちら▼

2023年春入試から公立入試制度が変わります【丹陽、南部、大和、大和南、治郎丸中学区の個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校】

 

会議まとめの紹介と一緒に、簡単に思ったことを書いてみようかなと思います。それではさっそく、いってみよう!(*‘∀‘)レッツゴー!

 

1.一般選抜の2校志願は変更なし

複合選抜(ふくごうせんばつ)とは、公立高校入学試験制度の一つで、現在、愛知県のみで学校群制度に代わる入学試験制度として平成元年(1989年)から実施されている。 入学試験で一定の成績を挙げれば確実に希望する高校に行くことができるという単独選抜の特徴と、特定の高校への学力優秀層の過度の集中を防ぐという学校群制度と似た目的・機能を併せ持つが、これまでのところ他に導入している都道府県はない。(Wikipediaより引用)

愛知県の公立入試の仕組みはめんどくさい少し特殊な方法を採用しています。

複合選抜では、尾張なら1群と2群どちらかを選択(三河は「三河群」一つのみ)、そしてA・Bふたつの入試日程から1校ずつ学校を選択して受験していました。

新制度では、2校受験の仕組みはそのままに試験回数が1回にまとめられる(後述)といった感じかと。

「第一志望は○○高校、第二志望は●●高校として出願、試験は一発勝負!」ってところでしょう。

公立1校のみを受検する、いわゆる単願受験も可能なはずです。公立第二志望の欄を空欄で出願する、とかかな。

 

私学助成制度も拡充されましたし、「大本命の公立を1校だけ受けておいて、不合格なら私立へ」という選択も増えてきています。やはり”私学の学費が実質無料”の破壊力は大きいですよね。

滑り止めの公立第二志望に不本意に進学するより、設備や学習サポートが整っている私立に進学するのはごく自然な選択です。

 

2.学力検査はまとめて1回に

これは過去記事ですでに触れていた内容ですね、「試験は1回で済ませようぜ」的な流れはほとんど確定でしょうか。

無論、これが今回の入試制度改定の屋台骨ですから、そうそう変わることはないですね。

受験生の負担を軽減する、加えて高校の先生の負担も減らす、より全体の合理性を求めて仕組みが変わっていきます。

 

3.一般選抜の面接の有無は高校の裁量に任せる

この話題は新しいです、ニューカマーです。

これまでは一般選抜のA日程入試とB日程入試で、それぞれ「筆記試験日」と「面接試験日」が設けられていたものが、その限りではなくなります。

個人的な予想ですが、おそらく学力上位層の高校ほど面接を廃止する流れが強くなるはずです。

学力上位層の高校を受験できるということは、ある意味「中学校でも品行方正で評価ばっちり、かつ学力もそれなりにあるよ!」ということの証明なんですよね。

わざわざ面接する意味なくない!?

ってなるのも、正直頷けるかなと。笑

 

高校の先生も普段やっている仕事を止めて、面接に駆り出されるわけですから。

身も蓋もない言い方になりますが、そりゃ余計な仕事はない方がいいでしょう。笑

 

4.一般選抜の校内順位の決定方式で学校・学科の特色を生かす

これもニューカマーです。(*‘∀‘)イイタイダケ

正確に書けば「一般選抜における校内順位の決定方式については、各高等学校・学科の特色をより生かすことができるようにする」となっています。ふわふわしていて、くっきりとした輪郭が見えてこないというのが正直な感想です。

 

無理やりに解釈すると、

「清林館高校の国際コースのような、英語の傾斜配点方式を導入」

「工業科の選抜において、理数系の点数を重視する」

とかでしょうか。

普通科はあまりイメージがつかないですが、専門学科や専門コースはあるいは。。。って感じです。

 

おいおい清林館高校の傾斜配点ってなによ!?と思われた方はこちらの記事をどうぞ。

清林館高校 塾向け説明会2020【丹陽、南部、大和、大和南、治郎丸中学区の個別指導塾 明海学院 一宮南部丹陽校】

 

5.一般選抜の合格者発表日を早める

愛知は、中学校の卒業式が終わってから高校合格発表・進路確定までの期間がちょっと長いんですよね。笑

シンプルに「試験も1回で済ますんだし、合格発表日も早められるっしょ!」的なノリかと。

 

6.推薦選抜は”改定前”の制度に戻す

これもニューカマー、いやむしろオールドカマーと言うべきかもしれません。( ゚Д゚)ハッ!

 

「推薦入試の受験者は面接のみで学力試験なし、合格者は2月中に早々と進路が確定して、その後は卒業を待つだけ」

「一般入試を受験予定の生徒は3月の入試までずっと勉強しっぱなし」

などなど、推薦組と一般組でいろいろと差があったんですよね。

この差を是正するために、現行の”推薦と一般の試験日を同日とする制度”がつくられたのですが、なんと新制度ではこれを廃止。

 

・推薦選抜を早い時期に実施

・推薦選抜の志願者には学力検査を課さない

以上2点、現行制度の”前”の状態に戻すということになります。

 

現行制度については高校側から強いクレームがあったようですね。

「推薦と一般を一緒の日程にするから仕事めちゃ忙しくなったやないか!」ってひと悶着が、あったとかなかったとか。

 

7.高校の特色を生かした特色選抜制度を作る

これも正確に書けば「中学校長の推薦を必要としない、高等学校・学科の特色を生かした『特色選抜』を新たに設ける」となります。

中学校長の推薦を必要としない、ということから”学外の活動や実績を評価する”というものなのかなと勝手に考えてます。

スポーツのクラブに通っていて大会の実績が評価される、とか。。。

まぁ「高校の特色」っていう表現からふわふわしてるので、なんとも言えないですね。真相は闇の中、雲の中ってところです。

 

8.学区は現行通り尾張と三河、群とグループ分けは当面変わらず

↑の複合選抜の解説で少し触れました。愛知の高校入試には、それぞれの高校が属する群とグループが存在します。

2校を受験する場合は、原則として同一の学区・群に属する別々の入試日程(A日程とB日程)の2校を選択することが決まりです。(専門学科や総合学科には学区・群が最初から設定されていなかったりします)

普通科にのみ適用される「同一の学区・群」そして「A・Bそれぞれから高校を一つ選択」のルールはこのまま継続です。

もともと人気校への一極集中を避けるための制度ですから、いくら新制度を導入するとはいえこれを廃止しては本末転倒です。

 

ただし新制度導入後には時宜を得て、高校の群とグループ分けが再編される予定です。Σ(・ω・ノ)ノ!

公立の定員割れ問題やらを解決するために、バランスよく再編されるといいです。

 

9.令和5年度入試から新制度に移行予定

新制度に移行予定なのは令和5年度入試、つまりは現中学1年生からです。

中学1年生のお子様をお持ちの保護者様、そして小学生のお子様をお持ちの保護者様も、今後の愛知県の高校入試制度にはアンテナを張っておいてくださいね。

 

 

無駄な作業は削りつつ、過度な負担がかかっていた部分は修正。

菅政権よろしく、より合理性を求めた制度改革がテンポよく進んでいるように感じます。(*‘∀‘)タイムリー

この制度改革がうまく機能すること、そして当の受験生たちに不利益がないことを願っています。

 

 

今日は愛知の入試制度変更の話題でお届けしました。

また次回、最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

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塾長プロフィール

■塾長/安田

愛知県稲沢市出身。

明海一熱い指導で通っている、愛知県一宮市にある「明海学院 一宮南部丹陽校」の塾長。塾頭の杉原とは野球仲間で、シーズン中は毎週試合に参加するなど仕事もプライベートも全力投球。生徒にも「勉強も部活も遊びも全部楽しもうぜ!」と、何事もやりきることや達成感の素晴らしさを伝えている。

趣味/野球、ドライブ、スノーボード、読書

大の読書好きで年間100冊を目標に本を読む。好きなジャンルはミステリー・推理・サスペンスなど。近頃は海外小説・古典小説がお気に入り。

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